夏羽のトウネン

いつもはほとんど家の近くでばかり鳥見をしている私ですが、ゴールデンウィークは大型連休!たまにはプチ遠出をしよう!と思っていました。

ということで、少し足を伸ばして新潟市方面にシギチ観察に行って来ました。

新潟県ではほとんどが旅鳥のシギ・チドリたち。今は、南の国で冬を過ごした鳥たちが、繁殖地の北国へと帰る旅の途中です。

この日(5/5)は種類・数ともにまだ少なかったですが、わたし的には夏羽の「赤いトウネン」が見られて大満足でした^^

\トウネン/

以前見たトウネンは背中が灰色でしたが、今回は頭や背中が夏羽の赤茶色になっていました。

嬉しいですねぇ。

お腹の底から嬉しさがじわじわと込み上げます。

\ちょこちょこして相変わらず可愛い!/

図鑑を見ると、顔も背中も、もうちょっと赤くなりそうですね。

▼昨年8月のトウネン

▼今回のトウネン

頭と背中の羽の色が違うのが分かります。

トウネンたちは似た色の小ぶりな岩に寄り添って休んだり、しばらくしたらバラけて採餌したりして過ごしていました。

エサの捕り方は、チドリ足でふらふら歩き、あっち行ったりこっち行ったりです。適当なところでくちばしを泥に突っ込んでおもむろに動かしエサとなる生き物を捕っていました。

動画で撮りましたが、かなりな高確率でゴカイなどを探し当てています。

一緒に観察していたメダイチドリが、ピンポイントで捕まえているのに対して、トウネンはくちばしを泥に入れて探っている時間が多いように思いました。

\メダイチドリ/1発で捕らえる。

シギ・チドリたちは泥の中から何を引っ張り出して食べているのかな?と思うのですが、ゴカイ類・ミミズ類と教えていただきました。

インターネットで調べたら「環形動物門」という分類の中に、
ゴカイなどの多毛類、ミミズなどの貧毛類、およびヒル類があるそうです。 いずれも長細くてくねくねする感じの生き物。

これからシギチ観察をするときは、よく覚えておきたいと思います。 

初夏の海は青く、空も青く、さわやかです。

ウミネコも飛んで行く。

いつか関東の三番瀬や九州の有明海に行ってみたいなぁ~。

そして、いいカメラが欲しい・・・(←切実)。

トウネンは夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖するようですので、あとこの倍くらいの距離を飛んでいかなくてはなりません。

日本でいっぱい食べて、元気に渡って行ってね!!

それにしてもスズメ程の大きさの鳥が、あの距離(南半球からシベリアまで)を渡るとは、たくましいです。本当に鳥たちはたくましい。

旅の無事を祈ります。

次は秋の渡りかな??

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コチドリも一緒にいました。
のんびりドライブがてらのプチ遠征も楽しいですね。

鳥が見られればどこだって幸せです。

以上です。

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