シギチ観察~トウネン編~

気が付くと夏の一番暑かった時期も過ぎ、田植えが終わっている田んぼもチラホラ…もうすぐ9月です。

さて、先日のシギチ観察について、今日はトウネン編です。

トウネン
干潟などで普通に見られるスズメ大の小さなシギ。旅鳥として全国に渡来し、本州中部以南では越冬することもある。(野鳥図鑑より)

この日は風が強く、体の小さなトウネンは強風に押されながらもマイペースにエサを採っていました。がんばれー。

小さいのがたくさんいて、動きもちょこちょこしていて、本当に可愛い鳥でした。

近いよ♪

成鳥はお盆前に渡っていくそうで、今いるのはほとんど幼鳥との事でした。

成鳥の夏羽はきれいなオレンジ色とこげ茶色ですので、いつか成鳥夏羽も見てみたいなぁ。

ところで「トウネン」という名前の由来は何だっけ??と思ったら、「当年(とうねん)生まれのように小さい」からだそうです。うふふ。

小さい体で踏ん張るトウネン。

すでに心の中では「トウネンちゃん」と呼んでいる自分…。

 

走る様子もグッと来ませんか。

一生懸命エサを食べていますが、目に見えない何かを食べているので分かりません。

図鑑を見ると、「地表面の甲殻類や貝類、昆虫類の幼虫を捕る」とありますが、別の図鑑には「バイオフィルムという泥の表面にある微細藻類やバクテリアが作り出した粘膜物質を食べていることが最近分かった」とあります。

おぉ、ミクロの世界・・・。

見えない訳ですわ。

でもちゃんと生き物を食べてる感じもしますね。

↓ ↓ 何かをくわえているような、ただの背景のような…笑。

要は「食べられるもの何でも食べて、元気に渡って行ってね」と、私が言いたいのはそれだけです。

トウネン株が爆上がりした今回の観察、また会える日を楽しみにしています。

以上です。

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