お疲れ様です。
季節は野鳥の繫殖シーズンを迎え、山に川にと忙しい季節ですね。シギチもまだ通過中のようですし、行きたいところがたくさんありますね。
ハイ、そんな中、私が行くのは・・・タカの渡り観察でした。
どうしてこんなにタカの渡り観察が好き過ぎるんでしょう。自分でもその衝動がどこから来るのか不思議でならない。
タカの渡り=秋の風物詩的なイメージがありますが、秋はタカたちが東南アジアへ帰る季節。では、やってくるのは?というと、この時期、そう「タカの渡り観察・春」です!
…とはいえ、サシバはもう2か月も前に来ているので、今はハチクマの渡りですね^^
先週から少しづつハチクマの便りが届き始め、今週は九州で大群が観察されていたので、その波を新潟で少しでも拾うべく画策しました。
5/13(月)に北九州などで1,700羽の大群が観察され、その後数を減らしながらも広島・福井と来ていたので、いざ私が新潟で!と思い、昨日・今日と休みを利用してタカの渡り観察・春にチャレンジしました👍
結論から申し上げますと、福井の波は拾えなかったけれど、渡りルートの考察の捗る2日間でした。
【1日目・5/16(木)】
海側の見晴らしの利く山で待ち構えるも、4時間でハチクマ6羽!チーン。悪天候によりあえなく下山。
【2日目・5/17(金)】←今日
朝からのド強風で、海側は諦め山本山展望台へ。こっちもなかなかの強風。タカがやってくる方面は・・・私のルート予想だと、日本の内陸を移動し長野から新潟に入ってくるサシバなどの場合は十日町方面から現れますが、今回のハチクマは日本海側を移動して来ているので、もっと西側のはず!
来そうな方角を探していると…ビンゴ!ハチクマが現れた!
\このへん/
強風が吹いていることも忘れるくらい、いつものように上昇気流に乗り、少しは風に煽られながらも、力強く渡っていくハチクマを何羽も見ました。中にはディスプレイをしながら派手に飛んで行くものも。
繁殖地へ急ぐ鳥の本能が渡りを性急なものにしているのだろう、と思う。
今日観察できたハチクマは全部で31羽でしたが、約半数がド強風の中渡っていきました。
ハチクマ強し。
秋と違って頭上を飛ぶ、なんてこともなく、基本は常にタカが遠いですが、がんばっている私に(自分でいうな)最後、神様がプレゼントハチクマを与えてくれました😢✨
\来てあげたよ!/
あっ、ありがとう~!!
神様、ありがとうだよ。
成鳥オス。ディスプレイ・フライトまで見せてくれました~^^
わはは!いいねぇ!!
15時観察終了。空にはさっき見たハチクマのディスプレイみたいな雲が浮かんでいました。
ということで、当面(向こう数年)の課題は「春のハチクマの県内での渡りルートを解明したい!」です。
なかなか難しいですが、楽しそうです~。
皆さん、春もタカの渡り観察しましょー!!
2024年5月17日(金) 山本山展望台 10:00-15:00
ハチクマ・・・31
中型SP・・・10
ツミ・・・2
小型SP・・・6
以上です。