お疲れ様です。
今シーズンはめずらしくよく海に通った私です。少し前には、知人が教えてくれたシロカモメを見に海へ行ってきました。鳥のことだから、いない可能性もあるな~と思ってテトラポットの上や離れた海を眺め、ふっと眼下に視線をやると・・・
おいおい!ド真下かいっ!!
\ハロー/
ハロー!じゃないんよ笑。真下すぎるんよ。何してるん?
シロカモメ「魚の骨をしゃぶっていました」
私「・・・うん、目線をありがとう」
かわいい。
なんでこんなに近いの。こっちが心配するからやめて。
\上半身/
\下半身/
氏原さんのカモメ図鑑を見ると、羽の感じと虹彩の色・くちばしの特徴から、シロカモメの「第一回冬羽」のようです。
「第一回冬羽」というのは生まれた年の冬に生えてくる羽のことです。生まれたときは幼羽、そこから第一回冬羽→第一回夏羽→第二回冬羽→第二回夏羽・・と繰り返していき、大型カモメは原則5年目で成鳥になります。
ちなみに大型カモメ4種は大きさ順に、セグロカモメ<オオセグロカモメ<ワシカモメ<シロカモメですので、シロカモメは大型4種の中でも一番大きいのですね。図鑑には全長62~70cmとあります。
\スイスイ~/
\あ、足立つわ/
愛嬌たっぷりなシロカモメです。お腹を空かせていたようで、目に入るもの手当たり次第にガツガツしていました。
写真のような若い個体も白くてきれいですが、成鳥は背中のグレーも淡く、風切羽も真っ白ですので、いつかきれいな成鳥(できれば夏羽)を見てみたいものです^^
この子は、オオセグロやウミネコとは一緒にいなかったので、単独行動のように見えました。昨日、海に行った時は見かけなかったので、もういないかな??
来年は第二回冬羽になって帰ってきて欲しいなぁ、と、少し思う。いつもと違った種類のカモメの仲間が見られるの嬉しい。
シロカモメの繁殖地は北極圏の沿岸部や島嶼だそうです。
そこまで帰るのか分かりませんが、北のどこかで元気でいてね。またね。
以上です。