皆さま、連日のタカの渡り観察お疲れ様です。
昨日のブログで、泣いても笑っても今日!と書きましたが、各地の天気などから絶対にその次も飛ぶと思っていました(どっちやねんですが笑)。
ただ、結論から申し上げますと、、、「こんなに飛ぶとは思わなかった…」です。
昨日は夕方まで渡り観察をしていて、16時頃まで群れで飛んで行くタカが見られたので、きっとこのタカ達は長岡辺りで旅の宿を取り、翌日朝に出立するだろうと踏み、今日は朝7時に展望台入り。
はたして予想は的中したのでした・・・(←えらそうに言うな)
\朝イチはまだガスってます/
7:35過ぎから信濃川の上でポツリとサシバ・ハチクマが上がり始め、そこからが凄かった!正面・左右・どこからともなく大小のタカ柱が出来ています。朝早い時間でまだ上昇気流も弱く、高く上がれない中でもサシバたちが根性で(本能で)渡ろうとします。
\見てこの数😱/
高場山を背景にサシバのタカ柱。動画でどうぞ。
朝8時までにサシバ90・ハチクマ20などが渡ってゆきました~。お早いお立ちで!
その後も途切れることなくあちこちでタカが上がります。
この日は渡りシーズンのピークで、野鳥の会県支部の観察会もあるということで、展望台の上のギャラリーも多く、あちこちで「あそこに何羽」「こっちにもいる」という声が。
発見してくれる目が多くてありがたい反面、同時多発的にタカが出るのでカウントするには拾いきれない忙しさ、嬉しい悲鳴といったところでしょうか。ベテラン勢の凄さを思い知ります。
\8:36頭上を飛んだサシバ、きれい/
\9:06ハチクマ成鳥オス/
同じく9時過ぎ、長岡市方面ではこの数のタカ柱が!!
で、↑ ↑のであろうタカ達が展望台方面に流れてきました。そして私たちの頭上で❗
50羽くらいいたのかな?
\サシバのタカ柱!/
動画でどうぞ^^
\こんな感じです~/
これにはギャラリー一同歓声とともに、シャッター音が鳴り響き、あまりのゆったりさ(長時間)にそれを各々がじっくり嚙みしめるように観察していました。
皆さんの脳内がきっと今 “ぽわ~ん” となっていることでしょう・・と思う私。パラダイス感ありましたね。
長年ここで観察されていたMさんいわく「展望台の(みんなの)熱気で上昇気流が発生している」とのこと。半分冗談ですが、あながち間違いでもないかも・・と思ったりしています笑。
\こんな感じ/
\ハチクマも近くを飛ぶよ♪/
すばらしい見応え。
\ハチクマタイプ違い(合成じゃないよ^^)/
←褐色タイプ 暗色タイプ→
(ハチクマの体色にはあまり詳しくない私です)
7~9時台の3時間で多くのサシバ・ハチクマ・ツミなどを見送ることが出来ました。だんだん勢いがなくなり、10時台には飛んで来るタカも減って来ましたが、ぽつぽつと飛んで行くのを皆でゆっくりと楽しめました。
\ノスリもいます/
という事で、30~50羽の群れも何度も見られ、上述したようなタカ柱発生シーンが多々あり、本当にこれは名実ともにシーズンNo1の観察となりました。
カウント数も大きく伸びて約1.000羽とすごい数になりました。
今日はオフィシャルの数字が出ましたので引用させていただきます。
2023.9.24(日)7:10-11:30 小千谷市
〇サシバ・・・649
〇ハチクマ・・・235
〇ツミ・・・16
〇ノスリ・・・5
〇チョウゲンボウ・・・3
〇ハヤブサ・・・1
〇トビ・・・41
計950羽
(中山正則氏カウント調査数)
渡りのカウントは難しく奥深い世界です。修行せねば・・。修行するぞ・・。
とりあえず今日はいい夢見る^^
以上です。