福島潟の朝焼け

お疲れさまです。

11月も中旬となりましたね。

山の木々も葉を落とし始め、私たちも厚手のコートを出し始め…みんなが冬の準備に入りました。

昨日は新潟市の福島潟にて「ガールズ探鳥会」なるほのぼのした観察会があったのですが、私は早起きして早朝のマガン・ヒシクイの飛び立ち観察から挑みました。

午前6時着。この日の日の出時刻は6時20分です。

空はすでに白み始め、夜から朝に変わる瞬間が訪れていました。

6時08分、日の出前の空がピンク色に染まり始めました。

・・・きれい。。。

私がいつもはまだ眠っている時間に、日本のどこかではこんな光景が繰り広げられていたのか…。

谷川俊太郎の「朝のリレー」を思い出す。

ハクチョウ達もピンク色に染まっています。

メルヘン。

そして彼ら毎朝この空を見ている。

地球って、きれいです。

遠くからでも聞こえていたハクチョウの「コゥーコゥー」という鳴き声は、眼前で聞くとさらににぎやかで、ブルーとピンクの空&潟に浮かぶ多くのコハクチョウ達&コゥーコゥーの大合唱に、ああ!と思いました。この場合、「嗚呼!」かな??

遠くに連なる連峰と、福島潟で羽を休める鳥たち。

このブルーとピンクの今風のグラデーションが見られた時間はわずかで、日の出時刻には空がオレンジ色に染まり始めました。

遠くでは多くのマガン・ヒシクイが飛び立っていきます。

帰って来て着水するヒシクイも。

体を開き、翼と足を最大限に広げ、空気抵抗を増やして減速し、着水します。

コハクチョウも少しづつですが飛び始めました。

朝もやの霞み立つようなヨシ原の上を低く飛んで行く様子は、本当に美しいの一言でした。

美味しい落穂がある田んぼへ行っておいで~。と思うのですが、意外とビューの脇とか、潟の隣りの田んぼなどに降りています。近っ😂

6時40分、太陽がだいぶ昇ってきました。

マガン・ヒシクイの飛び立ちに比べて、コハクチョウはのんびりしているのが多いです。

こんな光景を見ると、福島潟は改めて野鳥の楽園なんだなと感じさせられます。

探鳥会が7時集合のため、ここで撤収。

マガン・ヒシクイの飛び立ちを見に来た私でしたが、すっかりコハクチョウ&風景のきれいさに魅せられた朝でした。

鳥たちには春が来るまでこの楽園で、安心して過ごしてほしいものですね。

【おまけ】

子育て上手なコハクチョウを発見。

幼鳥を5羽連れていました。

家族群で過ごすコハクチョウたち。今年もその愛をしかと見せてもらおうと思います。

以上です。

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