お疲れさまです。
快晴の日曜日、今日は野鳥の会県支部の探鳥会&総会に参加してきました。
場所は阿賀野市の五頭で行われました。遠かったなぁー🚗
コースの脇をきれいな川が流れていて、とっても爽やかな空気の中スタートしました。
\サービス満点のキセキレイ♪/
喉が黒くないのでこの子 ↑ ↑ はメスです。
散策路はスギ林に少し広葉樹が混ざる林でした。
林床の植物が光を浴びようと目いっぱい葉を広げています。キビタキやクロツグミの声を聞きながら歩いていると、前のグループの人が道路に落ちているクロツグミのヒナを発見しました。まだ生きています。
元気が良すぎて(?)巣から落ちてしまったようです。
巣に戻してあげられれば一番いいのですが明らかに無理。かわいそうですがどうする事も出来ないので、みんなでひとしきり観察した後、地面に戻しました。小さくて温かくて柔らかくて可愛かった。
たまたま私たち人間が発見したので「かわいそう」と思ってしまいますが、人の目にふれないところできっとこういうことは日常的に起きていて、命は他の生き物の命をつないだり、自然のサイクルの中で循環するように出来ていると考えると、決して悲しいことではないのかな、と思います。
ちなみにクロツグミがどんな巣を作るのか気になったので、調べてみました。
鈴木まもるさんの本『日本の鳥の巣図鑑全259』からの引用です。
木の枝のまたの部分に、周りをコケで固めたおわん型の巣を作るようです。
それにしてもこんなに小さな命が本能で懸命に生きようとし、成長して巣立ちをして大人になり、渡りを経てまた次の世代へ命をつなぐというのは、本当に奇跡の連続なんですね。
鳥という生き物を通して、たくさんの大切なことに気が付いてゆく私です。
今日は探鳥会&総会ということで、ベテランの方が多かったので、いろんなことを教えていただきながら楽しく観察することが出来ました。
最後にサシバが「ピックイー」と鳴きながら登場してくれました。
↓ ↓ この羽の様子をよく覚えていてください。
探鳥会&総会後はお昼を食べてから近くの出湯温泉に寄りました。
途中でサルに出会う(コワいです)。
出湯温泉のつき当たり、華報寺(けほうじ)というお寺の境内にある共同浴場に行きました。
出湯温泉 華報寺共同浴場
入浴料250円・シャンプー60円
衝撃的なお風呂でしたが、ぬるくて少し硫黄の匂いのする、とっっってもいいお湯でした。近くにあったら通う。また行きたい。
衝撃的というのは湯舟しかないので体も髪も湯舟のお湯を汲んで洗います(お湯がどんどん出ているのできれいです)。開湯から1200年の、県内最古の歴史を誇る弘法大師伝説のある温泉とのこと。もちろんドライヤーなどありませんので、髪はそのままテキトーに自然乾燥。
お風呂上りに風に当たっていたら、本堂の上をまた「ピックイー」とサシバが飛びました。
家で写真を見て気が付いたのですが、このサシバもさっきのサシバと同様、風切り羽の同じ所が抜けています。
距離的にも最初の地点と近いので「同じ個体か?!」と思いましたが、翼先の色が違うので、やっぱり別個体。確かサシバは日本に渡って来てから換羽をするので、きっと今の時期のサシバはみんなこんな感じなのかな?という事で落ち着きました。
鳥の換羽は初列風切羽の内側(P1)から始まるんでしたよね。
という事で、いろいろ盛りだくさんの1日でした。
以上です。