紅葉の高原で(前編)コガラ

お疲れさまです。

今月号の『BIRDER』の表紙に「!?」となった私です。

どーしたBERDER、と思ったら、そういう漫画があるそうですね。

今日の最後 ↓ ↓ に写真貼っておきます。

さて、昨日は少し遠出をして、妙高市へ行って来ました。

紅葉のシーズンで、、というのは口実で、まぁただ単に鳥が見たいだけのいつも通りな感じです。

めずらしい鳥もいいですが、私は山に行ったらやっぱり見たい鳥はヒガラ・コガラ・ゴジュウカラ!!です。

カラ類が好きですが、コガラ・ゴジュウカラなんかは少し標高の高い所に行かないと見られないので、私にとってはなかなか貴重な野鳥です。

昨日はお天気もよく(山なのでさすがに寒かったですが・・気温3度くらい・)、紅葉もきれいで、空も澄み渡り、歩く道は鳥の声が響き・・ステキな世界でした。

早々にコガラが登場。

・・・なんなんですか、この可愛さは、。

小さくてちょこちょこと素早く動き回り、なかなか写真が撮れませんが、その俊敏さが良いのでしょうね。しきりに「ディーディーディー」と鳴きながら、素早く移動していました。

シジュウカラ語の鈴木博士によると、コガラの「ディーディーディー」は確か、「集まれ!」という意味でしたね。

実際、ディーディーディーの後から、いろんな鳥が見られた気がします。

少なくともカラ類は全員集合でした。

ヒガラ・コガラ・ゴジュウカラ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ…なんとも豪華メンバーですよっ!!

↓ ↓しきりに幹をつつくコガラ。

図鑑には「林の中・下層、藪などを動き回り、枯れた小枝や折れ口、幹などをつついて昆虫などを捕らえる。果実や種子も食べ、冬用に備える習性もある」とあります。

確かに木のいろんな場所を、とにかくつつきまくるコガラでした。

そして、

「ディーディーディー」

「ディーディーディー!」

「ディーディーディー!!」

・・・どんだけ仲間集める気や。

冬になると山を下りる鳥はたくさんいますが、このコガラは厳冬期もそのまま山に残る傾向があるようです。きっと雪のかぶらない木や植物の種子とか、貯食しておいた食べ物で冬を乗り切るんだろうな。あんな小さな体で、標高1,300mの真冬を生きる!

がんばれコガラ!!

散策路は秋から冬へ。

紅葉と落葉がきれいです。

茂みからはしきりにウグイスの地鳴きが聞こえます。

なんなら同じやぶに2~3羽いそうだな、という場所も。

アカハラもいました。

地面でエサを探し、時々木に上がる。

アカハラは夏鳥、もうじきに南方へ帰る頃でしょう。

マヒワも群れで飛び、アトリも来ていて、久しぶりに冬鳥を見ました。

秋冬は下界よりも季節の進みが早い高原。

昨日も路肩や道の脇にはうっすらと雪がありました。

もう少ししたら通行止めになると思うので、このタイミングで行けてよかったです。

次回は「紅葉の高原で(後編)ゴジュウカラ」です。

以上です。

そうそう、BIRDER11月号 ↓ ↓

買わなかったのですが、『しあわせ鳥見んぐ』という10/27発売の漫画とのコラボ?のようです。

漫画は買いたいな、と思います。

では。

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