紅葉の高原で(後編)ゴジュウカラ

お疲れさまです。

前回からの続きです。

山でヒガラ・コガラ・ゴジュウカラが見たかった私ですが、高原で期待したゴジュウカラに会うことが出来ました。

散策路を半分くらい進んだところで、目の前の枝に止まる鳥が・・・ゴジュウカラ!!

ゴジュウカラは落葉広葉樹林を好んで生活する鳥ですので、シラカバ・ミズナラ・ブナ等の林があるこの環境は、まさにゴジュウカラにぴったりですね。

出会えて嬉しいですねぇ。。

なんというかゴジュウカラのいい所は、まずあの形(船型)。

そして過眼線。

少し上を向いたクチバシ。

白いおなか。

頭を下にして木を行き来するところ。

そして、声(フィーフィー)・・と思いましたが、この時期はフィーフィー鳴かず。

フィーフィーは繁殖期のさえずりで、地鳴きは「ツィツィ」とか「ピョッピョッ」というそうですが、鳴いていたかいまいち分かりませんでした。

びっくりしたのはゴジュウカラ、地面に降りてガサガサしていた事です。

えっ、地面!?

ゴジュウカラは幹を行き来しているイメージでしたので、驚きました。

一瞬降りた、とかじゃなく、明らかに地面で採食している様子でした。

いろんなところでエサ探しをするんだね。

図鑑によると、ゴジュウカラは昆虫や種子を食べ、樹皮に種子を挟み固定して食べる習性があり、貯食もするそうです。

↓ ↓ これは、貯食中かな??

(隠し撮り風の写真になってしまいました・・。)

木のうろに顔を突っ込むゴジュウカラ。おもしろい。

この時点で私はコガラ・ゴジュウカラを見られて大満足でしたが、ディーディーディーと鳴いたコガラの仲間の群れにアトリがいて、冬の訪れを感じました。

久しぶり~ようこそ新潟へ!

一生懸命、木の上でついばみ行動をしていました。

↓ ↓ 枝先に行きたいアトリ。

旅の疲れなのか、ただの空腹か、同じ所でずっと一心にエサ探しをしていました。

ゆっくり見させてもらえて感謝です。

マヒワも群れで飛び、あぁ~冬鳥、と思っていましたら、

シーズン初ツグミにも出会いました。

下界よりも先に、少し高い山でいろんな鳥を観察できました。

高原の周囲の山々はすでにうっすらと雪化粧をし、紅葉と相まって心に響く美しさでした。

朝早く出たので、人出はほとんどありませんでしたが、寒かったので、これから行かれる方はくれぐれも防寒対策なさってくださいね。ダウンがいいと思います。

もう少ししたら、長い冬に入る標高1,000m超えの高原。

冬は厳しそうですが、鳥たちが無事に春を迎えられることを祈っています。

また来年。

以上です。

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