アトリの大群に遭遇しました

こんにちは!

昨日は久しぶりに海にカモメや海ガモ類などを見に行ったのですが、なんとなくカモメも海ガモも少ない。。。

ですが帰り道にアトリの大群に遭遇し、結果的に大収穫でした。

車で走行中にすごい数の鳥を発見し、よく見たらアトリの大群でした。

アトリはすごい群れになるとうわさには聞いていましたが、実際に見たのは初めてでびっくりしました!すごい数、、数百いや、数千!?!?

スズメもだいぶ混ざっていますが笑。

雪の上や道路に籾みたいなのがたくさん落ちていたので、それに集まっていたと思われます。

▼動画もどうぞ(1分)

アトリこんな鳥

▼この写真は過去に鳥屋野潟公園で撮影

ヨーロッパ・アジア大陸の北部の森林地帯で繁殖し、日本には冬鳥として秋にシベリア方面から大群で飛来します。群れで飛来するため「集まる鳥」→「あつとり」→「アトリ」になったそうです。でも漢字は「花鶏(アトリ)」。

年によって飛来する数に増減があるようです(食糧状況による?)。

白と黒とオレンジの配色が美しい鳥ですね。

昨日のアトリの群れは稲の残る田んぼで採食していました。

この辺りも積雪で田んぼがだいぶ埋もれてしまったので、割と海の方の、まだ完全に雪に覆われない田んぼは貴重なエサ場だと思われます。

こんな感じで稲穂が付いていました。アトリは種子を好んで食べるようなので、これを食べていたのかな??

\わちゃわちゃ/

すごい数の小鳥たちに引き寄せられるのは私だけではないらしく、猛禽類も現れました。

これは・・・この鳥は・・・。

オオタカ!と思ったのですが、待てよ似た鳥に確かハイタカなるものがいたぞ、と思い出し(←成長している)調べたら「ハイタカ」のようでした。

今回は細かい識別ポイントは割愛しますが、オオタカだと思ったらハイタカとか、エキサイティング過ぎませんか。識別は難しいですが、すごい、楽しい!と思いました。

(オオタカとハイタカの識別ポイントはもう少しレベルアップしたら載せようと思います。)

教えていただきましたTさん、ありがとうございました。

ちなみにこのハイタカの狩りは失敗…どこかに飛び去ってゆきました。

次に現れたのはこの鳥。

さて??

チョウゲンボウ、とちょっと違うような・・・。

これまた図鑑とにらめっこをし笑、ネットで情報をたどり・・・コチョウゲンボウの雌or幼鳥かな、という結果となりました。

出来ればこれくらいはパッと見で分かるようになりたい!!

アトリ&スズメの群れは田んぼのとは別に、田んぼ脇の木で休んでいるものも多くいました。

これ、木の実がなっている訳ではなく、全部鳥なんです。

\小鳥のなる木/

すごい数・・・

少し離れた所で観察していると、小鳥たちの「ピチピチ・チュンチュン」という声が絶えず聞こえてくるのですが、時々水を打ったように静まり返る時がありました。

何ごと?と思いよく見ると、電線から飛び立ったコチョウゲンボウが一直線にアトリ・スズメの群れへ突進、狩りをしていました。

なかなか見られない光景!

狩りは成功せず、この後も同じことが数回繰り返されましたが、私が見ている間はこのコチョウゲンボウの狩りが成功することはありませんでした。

なかなか難しいね。

\余裕よ!という雰囲気の小鳥たち/

貴重な様子を見ることが出来ました。

人間社会のすぐとなりで、日々こんな営みが繰り広げられている・・・世界が広がりますね。

次回は「カモメ観察」です。

以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です