本の紹介『自然史 新潟県の野生鳥類は今』

こんばんは。

今日は節分だそうですね。帰宅してから気が付きました。今年の節分は124年ぶりに2月2日だそうです。地球が太陽を1周する時間が365日ぴったりではなく、6時間弱長いため、時々調整が入るそうです。124年前というと、明治30年!夏目漱石や正岡子規も2月2日の節分を過ごしていたんですね。

恵方巻を一度は食べてみたいと思いつつ、チャンスが訪れません。

そして今日2月2日は、ラムサール条約が1971年にイランのラムサールで締結された記念の「世界湿地の日」だそうです。野鳥的には節分よりもこちらでしょうか。生物多様性の高い「湿地」という環境を保全するための大切な条約ですね。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は本の紹介です。

日本野鳥の会新潟県より『自然史 新潟県の野生鳥類は今』が発行されました。

基本的には新潟県内で観察された鳥類の目録のようですが、すごいと思ったのは鳥類目録以外のページがすごく充実していることです。

いろんな種類の鳥の説明があったり、

鳥の生息環境が写真と文章で説明されていたり、それぞれの環境に適応して生きている野鳥たちの解説があったり、文章は(私には)少し難しめですが(笑)、その分読みごたえたっぷりです。

目録部分はこんな感じでした。

一番驚いたのは、後半の鳥の写真がカラーで載っているところです。

顔のアップとか、目のアップとか、飛翔の写真とか、細かい行動の写真とか…ひとことで言うと「よくこんな写真撮れるなー」と思うものばかりで、本当に研究者の方の努力や根気や情熱!に、ただただ凄いと思うばかりです。

そして私のような初心者には、こういう、なかなか人に聞けない細かい部分まで写真入りで分かりやすく記載してあるのは本当にありがたいです。

この本の内容が全部頭の中に入ればかなりレベルアップしそうですが、まぁ気長にがんばります。

新潟県の野鳥関係の皆さん、本当にすごいです。長岡野鳥の会の方の名前も多く、身近に野鳥博士がたくさんいて教えていただける私って幸せ者だなぁとしみじみ思いました。

もし機会がありましたら是非手に取ってみてください。

価格は2,500円(税別)です。

リンク貼っておきます→『自然史 新潟県の野生鳥類は今 』を発行しました

今日はプチ宣伝でした〜。

以上です。

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