ヨシ原にてオオジュリン!

小正月も過ぎ、あっという間に1月も半分が終わってしまいました。

早いですねぇ~。冬が好きなので、まだまだこの季節を満喫したいと思っています。

  • 暖かい部屋の中でだらだらのんびりしたり・・
  • 暖かいこたつの中でお菓子とみかん食べたり・・
  • 温かい日帰り温泉に浸かってふ~っとしたり・・
  • 暖かい布団の中で寝る前に本を読んだり・・

なんだか、書いてるだけで幸せになって来ます。。。

あれですね、寒い中での暖かさというのは、この生きにくい世の中で唯一息ができる希望の場所的な、地獄に仏的な、そんな一縷の希望がさす感がありますね。なんとなく、似ている。気がする。(?)

///

さて、お天気だった先週末、また鳥友達のMちゃんと鳥見に行ってきました(世話になりすぎ)。

カモをひとしきり見た後に、河川敷に行ったら、ヨシ原に小鳥がたくさんいて「キャー♪」となった女子(アラフォー)2人笑。

ここで一句「ヨシ原の 小鳥といえば オオジュリン」←そのまんまやんね。

\呼んだ??/

呼んだよ、オオジュリン!会いたかったよ~!!

元日に会いに行ったのに、いなかったね?!「でも、今日会えたから許す!!」^^

お天気はあいにくのみぞれ模様で、車内からカメラが濡れつつの観察でしたが、目の前のヨシ原で忙しそうに過ごす小鳥たちが見られて最高でした。

\with アトリ/

オオジュリンは全部で15~20羽ほど。雨の中わちゃわちゃと、ヨシに止まっては飛び移りを繰り返して過ごしていました。

この時期のオオジュリンは冬羽で、すごーくヨシに同化する羽色です。この環境にこの鳥あり!という感じ。

ヨシにしがみつき、くちばしで器用に茎の皮をはがして中の虫を探しています。晴れていれば「ぱちっ」「ぴしっ」という音が聞こえるのですが、雨の音にかき消されて聞こえない。

こんなに広いヨシ原の中で、あてずっぽうに虫を探すのだろうか?

それともカイガラムシセンサーみたいな知覚器が備わっているのだろうか?

不思議なのだ。

\器用に皮をむく/

時には地面近くまで降りて・・・

\剥ぐっ!/

\食べるっ!?/

群れでずーっとヨシをぴしぴししてたのが印象的でした。時にはヨシに止まって休んだり。1日中こうやって過ごしているんだろうなぁ~。

\雨やまないかなぁ・・・/ と思っていそうなまなざし。

新潟ではおもに冬鳥のオオジュリン。春にはまた北へ向けて旅立つのでしょう。

一度、長岡市の信濃川河川敷のヨシ原で、春に北上中と思われるオオジュリンを観察したことがあります。その時に先生から「オオジュリンはヨシ原依存の鳥で、各地のヨシ原を中継しながら渡って行く」と教えていただきました。

その時にわたしは、湿地やヨシ原がどんどん減っていく現代社会の中で、いつかオオジュリンが過ごせる、渡りに使えるヨシ原が各地からなくなってしまうのでは、と想像して泣きたい気持ちになったのを覚えています。

ヨシ原が似合う小鳥。いつまでもいなくならないで。その未来は彼らオオジュリンではなく私たち人間にかかっているのだと、胸に刻んで帰宅しました。

可愛い姿が見られてよかった。でも好きであればあるほど、せつない。

以上です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です