梅雨も半ばの新潟県。
ここのところ強い雨が続いていますが、皆さま、大丈夫でしょうか?
職場のある三条市では、少し雨が強く降っただけで水が上がる道が多いので、この時期はドキドキしています。
三条市・見附市・長岡市に甚大な被害をもたらした7.13水害から今年で20年。当時私は新潟市に住んでいましたが、実家が三条市だったのと、母の勤務先が冠水した場所にあったのとで、心配でたまりませんでした。
なのでこの時期の豪雨はやっぱり怖い。
自然はいつも、私たちの想定を軽々と越えてきます。気をつけましょうね!
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さて、毎朝起き抜けにキッチンの窓から庭を眺めるのが日課なのですが、今日は木の枝に白っぽいモズが。
「チゴモズか!?!?笑」と思いましたが、そこにいたのは「高原モズ」でした^^
\オハヨー!/
こんな平地の庭で「高原モズ」という表現も変な話ですね。
モズは繁殖期の後半になると、羽が擦り切れて摩耗し、色が褪せてくるため、茶色みが薄くなってグレーがかった個体を「高原モズ」や「モズ高原型」などと呼びます。
主に高原で観察されるモズにこの特徴が多いようです。
図鑑には「早くに繁殖したあと、高原に移動して再び繁殖する個体は、羽色が全体に灰色になる」とあり、高原や少し標高の高い所に行かないと「高原モズ」には会えないのかな?と思っていましたが、こんな風に低地でも観察されるので、羽色と高原の因果関係は不明です。
高原で見る確率が高いのかな?とは思いますが…詳しい方教えてください🙏
\眠い・・/
鳥の羽も1枚1枚をよく見てみると、色が付いているのは先端の方だけ、と教えてもらったことがあります(羽に色を付けるのもコストのため見えるところだけ)。
今日の高原モズの頭を拡大してみると・・・
表面的なところに茶色が残っているのが分かります。
ふむふむ・・
ところで!!(ここからが言いたいところ)我が家の庭をなわばりにして子育てしていたのはこのモズ( ↓ )だったんですよ。ヒナも巣立ちました。
茶色いですね~。このモズが、まさか、今日のモズになったのか?!?!
と思うと、最近庭のモズの写真をちゃんと撮っていなかった自分に深く反省しました。タダモズだと思って侮ってはいけない。。ちゃんと観察していれば、うちのモズが高原モズ化した記録が残せたかも知れないのに・・😥
ちゃんと見るって、だいじですね。
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\ペリットを、吐き出したい/
写真で見ると、茶色い部分はまだけっこう残っています。
本当の(?)高原モズは頭は完全にグレーで、体下面も白っぽく、わずかに茶色が残る程度です。冬鳥のオオモズに似るそうです。
\羽繕い~/
雨に濡れてすこしボソボソした羽。子育て疲れの雰囲気も感じます。
\お疲れさま/
また庭に来ていたら、よく観察してみたいと思います。次はさらに色褪せて、本物の高原モズ化しているかも笑!
そして実際に高原でも会いたいところ。(私はいつ高原に行けるのだ!?)
以上です。