ハロー!イカルチドリ

お疲れ様です。

土日の2日間、福島県只見町で開催された、日本自然保護協会の自然観察指導員の講習会に参加してきました。

私が野鳥の会に入会した頃、会員のNさんが自然観察指導員で、そんなのがあるのかぁ、と思いましたが、自分でも受講できる日が来るとはなんとも感慨深いです。

(いえ、誰でも受けられるのですが、心構えとして・・)

私は鳥のことを多少知っているだけで、自然の知識は本当に少なく、参加前はただ不安しかありませんでしたが、実際に参加してみると楽しく、自然の見方や伝え方のエッセンスを教わることが出来たような気がします。

教わったことが出来るとも限りませんが、難しく考えなくていいのかもなーと目からウロコな気持ちでした。

自然に親しむ人が増えて、生き物を大切にする気持ちや、環境の保全につながる未来が来たら、嬉しいですね。

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さて、只見町。

2日目の朝に時間がありましたので、少し野鳥観察。

心が長岡民の私は、只見町と言えば河合継之助が落ち延びた終焉の地というイメージしかありませんでしたが、久しぶりに行ったら2014年にユネスコエコパークに指定されていて、豪雪地ならではのブナ林に囲まれた、とても自然豊かな町でした。

そのブナ林に鳥を見に行こうと思いましたが、前夜に行った寿司屋で女将さんに「クマが出るよ!」と言われて怖くなったので、ブナ林はやめ!川に行きました。

町の中を流れる伊南川をイワツバメが乱舞しています。橋の上から覗いてみると・・・

「ピッ・ピッ・ピッ・ピッ」

この声は、コチドリ、いや、、いやいやいや、イカルチドリっ!!(←見たことない笑)

この環境なら絶対にイカルチドリだと思い、探しましたよ、保護色の鳥を。

\ハロー!/

コチドリに似ていますが、全体的な体の大きさと、アイリングの太さ、くちばしの長さ、翼の長さなどが微妙に違います。

\これはコチドリ(比較用)/

あと声も、コチドリの「ピピョウ」とは少し違って、「ピッ・ピッ」と鳴いていました。

うふふ~、今までイカルチドリを見に行く機会がなくてライフリストが空欄でしたが、思わぬところで出会えて嬉しかったです♪

\何か言ってる/

\トコトコ/

\ペタリ/

座り込んだイカルチドリ。

他の鳥に目を移したら、保護色のために見失ってしまいました笑。

子育てはもう、終わったのかな??

いてくれて、ありがとうだよ。

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只見町で驚いたのは、「カルガモ感覚でオシドリがいる!!」でした。

川を覗き込んだ4回中、4回、オシドリのメスが子連れでいました(オスは子育て期は別行動です)。

写真は私と目が合って驚いて逃げるオシドリ(メス)です。ごめんね・・・周りにヒナが3羽います。

ヒナもいそいそ。

オシドリはブナ等の樹洞で営巣する鳥、きっと只見町の豊かなブナ林でたくさんのオシドリが繁殖しているのでしょうね^^

好きなドングリも食べ放題かな、と思いましたが、ドングリの実がなる秋には他地域へと渡っていくそうです。

\河原にて(逆光すみません)/

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\キセキレイもいるよ/

\スズメはニュウナイ!/

\ボクもいるよ!/

という事で、短い時間でしたが只見町の野鳥を楽しみました。

種類もそうですが、なんだか鳥の影が多いような気がする自然豊かな町でした。

普段、観察場所は書かないようにしていますが、只見町がすごく良い所で、ユネスコエコパークにも登録されていて、自然関係の受け入れ体制も整っていそうでしたので、ご紹介しました。行かれる際はマナーを守って、地元の方に会ったら挨拶をして怪しまれないように観察しましょうね^^

以上です。

 

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