どうもです~。
まだ6月だというのにこの暑さ・・・先が思いやられますね。私は「ルルが暑いから…」とルルを盾に、エアコンをつけてしまいました。
ルル「わたしのせいにしないで!」
エアコンつけておいて言うのもなんですが、温暖化の影響が年々増してきています。
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さて、更新遅くなりましたが、先日6/16(月)に大平森林公園で、なななんとフクロウの羽とペリットを見つけました。

先に羽を見つけて「キラーン✨」とした私は、他にもないか辺りを物色。すると4センチ程のホコリのカタマリのようなものを発見しました。
これは、もしや、ペリット!!!キラーン✨
ペリットは、鳥が食べたもののうち、消化されずに口から吐き出されたものです。
見つけるのは2回目ですが、触るのは初めてでした。ドキドキ…。
\ちょっと割ってみた/
なにやら小さい骨のようなものがたくさん入っています。すごい!!!
手に乗せて、分解してみました。
ネズミと思われる毛の中に、小さい骨がたくさん。そして、赤〇の部分「これは何だ???」
形が鳥の爪みたいに見えますが、よく分からない・・・ちょうど今週、紫雲寺の愛鳥センターに行く機会がありましたので、センターの詳しい専門の方に画像を見せて聞いてみましたら、ネズミの下あごと教えていただきました~!!丸い穴が並んでいる部分に歯が生えているそうです。
ハタネズミは、歯の構造が少し違うみたいで、これはハタネズミではないそうですが、骨の現物があればある程度は種類が分かるそうです。さっすが!!!
候補としては、アカネズミ・ヒメネズミ・ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミとのことで、環境的にアカネズミかなぁ~・・・?1種類とも限らないですしね。
そういえばトレカメをかけてみた時に、夜にネズミがたくさん写っていたので、こういうネズミはたくさんいそうです。

フクロウが吐き出したペリットの中のネズミの骨を見て、小さい動物の骨ってこんなに小さいんだ、と何だか体のつくりにほれぼれしました。そして、フクロウがどこでどんな風に狩りをしているのか、想像してみましたが、いまいち想像しきれませんでした。
自然の中で生き物たちは、毎日食べたり食べられたりしながら、日々その命は循環している。
※ちなみに、このペリットは袋に入れて持って帰りたかったけれど、ルルがいるのでやめておきました(念のため、衛生的に)。
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そして、ひろった羽はこんな感じ^^
\ででん/
立派だったので最初は風切り羽?と思いましたが、羽がわりと真っすぐめだったので、これは尾羽だな。
羽の図鑑を見たら、「尾羽は羽軸の基部が湾曲し、下からの力に抵抗する強度を持つ」とありまして、その特徴も見られます。
▼羽軸の基部が湾曲(横から見るとカーブしている)
ちなみに初列風切りは「羽軸を軸に羽がらせん状になる」という特徴があるので、そういうところでも部位が分かるようです。
小さい方の羽は・・・雨覆かな?羽は難しいです。
フクロウって、わたしの中では幻の鳥で、こういった痕跡や、ごくたま~に声を聞く程度です。夜行性なので見かけないですし、私が行く時間帯もきっとどこかにいるんでしょうけど、見つけられません。
いつか大平森林公園でフクロウに出会ってみたいと、ずーっと夢見ています。
羽を拾うのは今回で3回目!いつか主だった羽をコンプリートしたいなぁ笑🦉。

鳥たちの換羽の季節です。
貴重な羽が落ちていないか、足元も要チェックですね。
以上です。