お疲れさまです。
秋、タカの渡り観察にかまけて書きそびれていましたが、ようやくUP!
10月上旬のできごと、某公園でヤマガラがたわわに実ったエゴノキを運ぶシーンに出会いました。
1本のエゴノキに次から次へとヤマガラが押し寄せ、実った房を取っては運んでいきます。
\ピンぼけご勘弁〜/
ヤマガラは冬を前にドングリやエゴノキの実などを木の幹や根元のスキマに隠してため込む「貯食」という行動をします。
冬を前に食べ物を貯えるヤマガラ、私のような江戸っ子タイプからすると、その堅実な生き方に少し憧れます。
何回もやって来ては、枝に止まり、少し吟味して持ち去ります。
\宝の山~♪/
\コレだ!/
基本的には口にくわえてすぐに飛び去るのですが、時々その場で外の果皮をむいて、中の種を食べていることもあります。←普通に食事
ちなみにエゴノキの果皮には有毒成分のエゴサポニンが含まれているので、エゴノキを利用する(できる)生き物はヤマガラなど一部。
そうすると、おのずとヤマガラとエゴノキの間には誰も入れなくなる生物の共生が見えてきます。
\中身を取り出して/
\両足で種をにぎりしめる/
動画でどうぞ〜(多分カメラの設定なのですがピントがよくズレます、スミマセン)
種の中をつついて少しずつ食べて、カラになったらポイしました。
エゴノキの近くで待っていると、こんな様子がよく見られるのですが、近づきすぎるとかわいそうなので、ほどほどの所で座って見るようにしています^^
カメラを持って、木のド正面で仁王立ちしている人を毎年見かけるのですが、そうするとヤマガラが少し気にして、一回上の木に止まってから恐るおそる降りている感じがするので、私は気をつけています。
いろんな姿を見せてくれる可愛いヤマガラ。
なるべく怖がらせないようにしてあげたいですね。
木の上だけでなく、地面でも。
\落としたのか、落ちていたのか/
毎年見られるこの光景が、本当に楽しみで大好きで、見ているとジ~ンとおなかの底から幸せになってきます。
ヤマガラが、厳しい冬も、ため込んだ食糧で乗り切れますように!!^^
以上です。