お疲れさまです。
ついに6月がスタートしました。春の野鳥シーズンもそろそろ終盤戦ですね。
こないだ虫に刺されてかゆい思いをしたので、いよいよ虫よけの出番です。ぬかりなくどうぞ。
さて、5月21日(日)から自宅周辺に滞在していたカッコウですが、5月26日(金)を最後にいなくなりました。
来た当初から家の周りを本格的に回ってカッコー・カッコーとさえずり続け、メスらしき個体も来て、「このままここで繁殖か!?」と思っていましたが、飛来から7日目に姿を消しました。
まとめると、
- 5月21日(日)飛来・終日さえずる
- 5月22日(月)朝5時から夕方までさえずる
- 5月23日(火)夕方までさえずる
- 5月24日(水)朝5時から夕方までさえずる。メスらしき個体現る
- 5月25日(木)夕方までさえずる。
- 5月26日(金)夕方までさえずる・終認
という訳で、滞在期間6日間でした。
\5/22当該個体(オス)/
\5/24メスと思われる個体/
個人的には2羽目が現れた瞬間に、繁殖するのでは!?と思ったのですが、6日間でいなくなったので、やっぱり渡りだったのかな??
紛らわしいぞっ❗
それかもうメスと交尾をしたので、あとはメスの托卵に任せて、オスは移動したとかもあり得る??いや、さすがにそれはない??
何しろカッコウは他の鳥に托卵する鳥。
繁殖に適した鳥の巣を見つけ出して、成熟したメスが来たのであれば、交尾をして卵を産み付ければ終わり。(かな?) 他の鳥に比べてやる事はぐっと少ないはず。
こんな短期決戦で点々と繁殖活動を行っていても不思議はないように感じる私でした。
どなたか詳しい方、いらっしゃったら教えてくださいm(_ _)m
\最終日5/26のカッコウ(オス)/
羽繕いからの~「カッコー」
\動画もどうぞ/
いなきゃいないで少し寂しいものですね。
自宅周辺にいたので、1ヵ月後くらいにカッコウの幼鳥でも出てくれないかなぁ、とか想像してみる・・・笑。
図鑑には、市街地に生息するオナガに托卵するカッコウが増えているとも書いてありました。河川敷や高原の鳥のイメージですが、オナガ目当てで市街地でも繁殖するようです。ちなみにカッコウは基本的には自分を育てた親にあたる鳥にしか托卵しないようで、オナガに育てられたカッコウはオナガにしか托卵しないとの事(まぁ、違う個体もいるから托卵相手が変わる訳ですが…)。
ホオジロへの托卵が見抜かれつつあるようで、オナガに托卵する例が増えていると前回書きましたが、そうするとカッコウ側の分布も相手に合わせて変わってきそうですね。
という事で、今後はカッコウの分布に少し注意してみようと思いました。
朝5時から響き渡る「カッコー!」がすでに懐かしいです。
どこにいてもいいけど達者でな~。
以上です。