2020年・野鳥納めin朝日池

すっかり年の瀬ですね。

昨日は1年の締めくくりに、野鳥納めと称して上越市の朝日池に行って来ました。

先日の朝日池探鳥会でマガンの飛翔を見て、これは、朝の飛び立ちも見てみたい!と思ったのと、マガン・ヒシクイが頭上を飛んで行くあの迫力は1年の締めくくりに相応しい、と思ったからです。

とはいえ何時頃に彼らが飛び立つのか分かりません。

日の出が午前6時57分でしたので、明るくなり始める朝6時30分に現地到着。

空が白み始めます。この、夜から朝に変わる瞬間が好きです。

この日はカモたちが遠くにいて、湖面は静まり返っていました。

6時50分頃から少しづつマガンが飛び始めました。

5羽位の小さな群れで飛ぶのもいれば、数十羽の中くらいの群れなど、各自がそれぞれのタイミングで飛び立つようでした。

7時20分頃の大きな群れです。

是非、動画でご覧ください。短い動画です。

(6秒くらいで一度切れます、スミマセン)

やっぱりの圧巻です。この光景が見たくて、年末に見に行こうと決めていて、なんとかお天気もよく、来て見られてよかったです。

飛び立ったマガン達は近隣の田んぼでエサを食べ、しばらく(3~5時間)すると戻って来ました。

コハクチョウは朝出掛けると、夕方まで戻らないと思うのですが、どうしてマガンは一度休憩しに帰ってくるのでしょうか?田んぼではゆっくり休めないのでしょうか。

お天気によっても帰ってきたり来なかったりするそうですので、その辺りがよく分かりませんでした。まだまだですね。

ハクチョウたちは結構遅い出勤で、9時近くまで池にいました。

田んぼにいるタゲリが見たいと思っていましたが、この日は池の上をタゲリが何周も飛んでいました。

翼が丸く、ふわふわと飛ぶタゲリ。

この翼の丸さは、他の鳥と全然違って、とても特徴的ですね。

日に当たったタゲリの体の、白と黒のコントラストがきれいでした。

写真を拡大してみると、本当にタゲリの顔をしています。ミューという声が聞きたい。

池の奥にいたカモたちが何かに驚いて一斉に飛び立ちました。

そして私はハヤブサを見ることが出来ました。は、早い!早すぎる。猛スピードでハヤブサは飛び、狩りに失敗して手ぶらで向こうの電柱に止まりました。(写真なし)

高速で飛ぶハヤブサは、翼の先端が尖っているそうです。ふわふわのタゲリの翼は丸。飛ぶスピードと翼の形には関係がありそうですね。

カモたちが飛び立つたびに写真を撮り、撮った写真を家でパソコンで拡大して見るのが楽しいです。いろんなカモがいます。肉眼では分からないので、こういう時に写真はいいですね。

↑ ↑ マガモ・オナガガモ・コガモ・トモエガモ…かな。

そう、トモエガモがたくさんいたのです。

カモたち、何度か飛んで、池の真ん中あたりに降りてくれたので、スコープでよく見ることが出来ました。今までトモエガモはその他大勢の中に1羽・2羽いるイメージでしたので、昨日はトモエガモをたくさん見ることが出来て驚きました。こんなにいるんですか!

この写真の中だけでも40羽近くいます。オスしか分からないので、メスも入れるとかなりの数がいそうですね。ありがたやありがたや。

トモエガモって、この顔の巴模様の「汚白色」が「白」だったらきれいなのにな~もったいない、と思うのは私だけでしょうか。

マガンの飛翔だけでなく、可愛いヒドリガモや、かっこいいカワアイサなどなど、たくさんの鳥たちが見られて、1年の締めくくりに相応しい野鳥納めとなりました。もう思い残すことはありません。

年越し寒波が来るようですので、あとは大掃除でもして新年を迎えたいと思います。

【御礼】

今年も色んな鳥の思い出が出来ました。

そして、鳥との出会いは人との出会いでもあると感じることの多かった1年でした。

多くの方にお世話になり、色々教えて頂きました。

大変ありがとうございました。

来年も楽しく穏やかに、鳥たちのためになると信じて、がんばりますので、よろしくお願いいたします。

よき年末年始をお過ごしくださいませ。

では。

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