(写真と文章は関係ありません。写真は先週の外接ハロ・幻日環など)
お疲れさまです。
いつもは観察記録ですが、今回はちょっとよこみち。
私はいつもインターネットやSNSで情報収集をしているのですが、これはと思ったものがあったのでご紹介します。
クチバシを失ったオジロワシ
私が野鳥観察を始めるきっかけになった北海道釧路市の齊藤獣医のツイートが最近またバズっていました。
内容は交通事故でクチバシを根元の骨から失ったオジロワシが、義嘴で魚を食べられるようになった、というものです。
Twitterで1.4万いいね!が付いていて、それがネットニュースになったようです。
このオジロワシが事故に遭ったのは3年前(たしか真横から自動車が衝突だった気が・・)。私は齊藤先生のSNSを見ていたので、かわいそうとか、ごめんねとか、思っていて、それでその後すぐに釧路に行った時に、同じ猛禽類医学研究所の渡辺獣医にそのオジロワシのことを尋ねたのを覚えています。
その時の渡辺先生も、今後どうなるか・・・という返答でした。
顔もボロボロで、片目とクチバシを失っているオジロワシ。
普通に考えたら治療や飼育をするのも大変です。かといってオジロワシは天然記念物なので安楽殺もできない。鳥自身のQOLのためにもどうしたらいいのか。
それが今回、このような形で、義嘴で魚を食べられるまでになり、自分で羽繕いも出来て・・本当にすごいことだなと思いました。
オジロワシ自身の生きる力にも、やっぱり命の輝きを見る。
生き物の命は、とかく人間の命と比べて軽んじられがちですが、こんな風に命とちゃんと向き合って1羽の命も大切にしてくれる人がいるのを見ると、世界はまだ捨てたものじゃないのかも、と思うのです。
(ちなみに記事中のSNSユーザーのコメントの1番目のは私です笑)
傷ついた鳥たち
鳥くん♪が作った動画です。インスタで周知していましたので、ご本人に許可を得まして紹介します。
この手の写真や映像は皆さんも普段目にする事が多いと思いますが、私はもう見るのもつらいので普段はあまり見ません。
自分にできる事がなさすぎて・・
でも一人でも多くの方に知ってもらうだけで、何かが変わるかもしれない…そんな気持ちを込めて。
やっぱり絡網や釣り糸など、明らかに人間が原因の事故に関しては本当に胸が痛みますね。自分がもう一人いたらスキューバダイビングの資格を取って海の中のゴミ拾いをしたいと何回も思ったことあります。。
鳥たちの生きる世界が健全なものでありますように。
そう願わずにはいられません。
いや、こういう雰囲気になるの分かってるのですが、たまにはいいかな!と思いまして。
次回はほのぼのとしたヤマガラの写真を上げます^^♪
以上です。