隙間にあるものの大切さ。

今日から12月、っていうのはウソみたいだけど本当らしい。

仕事が忙しくて11月の中旬から休みが少なく、休日は休日ですべて何かしら鳥の予定が詰まっていて、個人的にとても忙しくて余裕がなかった最近でした。

昨日で仕事のイベントが終わったので、ちょっと一息・・と思う今日ですが、やらねばならないデスクワークが山積していて一瞬すべてを投げ出したくなる。やりたいことのはずなのに、溜まってゆくと漬物石みたいにじわじわと重くなってくる。

本当にやりたいところに辿り着くのはいつなんだろう、と思う。

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さて、やらねばならない作業を前にして、なんとなくこのブログを書いています(←そういうとこだぞ)。現実逃避なのかもですね。いつも覗いてくださる優しい皆さんに感謝します。

鳥が好き過ぎて、日頃の優先順位が「鳥か、それ以外か」という感じの私ですが、あまりに忙しいと鳥にも少し疲れる時があります。そんな時にふと立ち止まって振り返ってみると「それ以外」のことがけっこうちゃんと輝いていたりして、びっくりする。

もしかしたらそういうものたちが、折れてしまった時に支えてくれたりするのかもなぁ、と思ってみたりもしながら、今日はそんな写真たちを備忘録的に残しておきます。

ルル18才

2007年の3/26生まれのルルは今年で18才になりまして、去年の夏からもうほとんど飛べなくなってしまいましたが、毎日元気にご飯を食べて、寝て、羽繕いをしてのんびりと過ごしています。ルルが目の前で生きて動いている、それだけで幸せというすごさ。

ヤマネだと思ったらリスだった

出かけた時に見つけたぬいぐるみのマグネット。私の好きな「ヤマネだっ!」と思って買ったら、レシートに「リス」と書いてありました。いや、これはヤマネ、これはヤマネ、と思って毎日見ています。

名前を知らない貝

海を歩いている時にゴミの合間にきれいな貝殻を見つける。桜貝は分かるが、それ以外はぜんぜん分からない。私がその名を知らない生き物はあまたあって、そんな生き物たちに自分の暮らしは支えられていると思うと、名前を知らないことに少し申し訳なさを覚える。

シロチドリの足跡と轍(わだち)

日曜日に海に行ったら、休日で浜を訪れる人がたくさんいて、みんな海が好きなんだなぁ~と改めて感じる。ジムニーで砂浜を駆ける集団がいて、私はシロチドリを観察しながら一人ドキドキしていた。みんなの海だけど、弱い立場のものがその圧を一身に引き受けている現状がここにあると感じた。

河原の原風景

少し前ですが、紅葉を見に久しぶりに夫婦で(笑)もみじ狩りに出かけました。三条市の奥の下田地域は紅葉もきれいでしたが、五十嵐川の河原がなんだかとても懐かしい風景で少しじーんとしました。長岡市の信濃川河川敷はもう一面セイタカアワダチソウでまっ黄色なので、こんな子供の頃に見たような景色があって嬉しくなりました。

いつかアホウドリを見たい

11月下旬にあった愛鳥講演会でトキやヤンバルクイナ、アホウドリの話を聞いて、山階鳥類研究所のアホウドリのポストカードをいただいて帰りました。明治時代に約500万羽が殺されて、山階が禁猟区に指定した発効日までにほとんどが捕られてしまった鳥だそうです。一度絶滅したと思われていましたが、皆さんのご努力で今1万羽近くまで回復しています。いつかこの写真のような、大海原を悠々と飛ぶアホウドリを見てみたい・・と思いました。

ヤギとメタセコイア

大平森林公園で会う散歩仲間のおじさんの家に遊びに行ってきました。奥さまが大の馬好きで、もう亡くなったけど引退した競走馬を飼われていたとの事で、その馬に会ってみたかった!今もヤギや猫やたくさんのニワトリに囲まれて暮らしていて、自然や命と共にある素敵なご夫婦だなと思いました。ありがとうございました!

そんなこんなで朝からゆるゆると書いていたらもうお昼近く。他愛もない日々の出来事を書き連ねてしまいました。山積みのデスクワークが終わったら、また鳥見に出かけたくなることでしょうね。

以上です。

 

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