さて、前回はオナガガモの色んな羽衣を見てきましたが、写真がまだあるので次に行きます。
わたしの “推しガモ” ヒドリガモも、み~んな、茶色😝
うふうふ。
(復習)記憶の中のヒドリガモ。
10/6のヒドリガモ
すでに額がクリーム色になっているオスもいますが、おおむね赤茶色でした。これも1羽ずつ見ると、幼羽が分かるような気がします。
ヒドリガモ幼羽
前回書きましたが、幼羽の特徴は「各羽毛が全般に細く短く、先端がやや尖っている」「胸から腹は均一な小斑が整然と並ぶ」でしたね。
この個体 ↓ ↓は胸の斑が均一ですので幼羽と思う。それと、ヒドリガモの場合は、オスの成鳥は雨覆いが白く出るので、それがないことでも若い個体と分かります。性別は…図鑑で見るとオスっぽいですが、ちょっとよく分かりません🙇♀️
エクリプス
茶色い羽の一部が換羽し、生殖羽が出ているオスがいました。胸は細かい斑ではなく、のっぺりしているので成鳥のようです。ということは、エクリプス!
この茶ガモが、あんなにキュートなヒドリガモになるとは・・・カモの羽変わり、おそるべし・・・。
こちら ↓ ↓ はすでにほとんど生殖羽に変わっていて、茶色い羽が少し残る個体。オナガガモがほぼ茶ガモだったのに対して、ヒドリガモは10月頭でこのように結構進んでいる個体が多い印象でした。
↑ ↑ と同一個体が並んでいる様子がこちら。
真ん中の個体は、雨覆が白く出ていること、幼羽ではなさそうなことから、これも「エクリプス」。右の個体は雨覆の白がないこと、幼羽ではなさそうなこと、風切羽が黒ではなく茶色なことから「成鳥メス」かなと思います。
なかなか面白いですねぇ~😝
コガモのエクリプス
さて、だんだん嫌になってきましたね(B型が出る)。↑ ここで書き始めから2日経過笑、プチ放置してました🤣。
コガモを駆け足で行きます!
これ ↓ ↓ は、生殖羽が出てきているのでオス。難しいですが、胸の斑が密なので幼羽でしょうか。コガモは他のカモより難しい気がする!
さて、これは?? ↓ ↓
胸の羽はまばらなので、幼羽ではなさそう。オスか、メスか。
識別図鑑には言葉で識別点のポイントがたくさん記載されているのですが、エクリプスの特徴の一つに「オスは頭頂から過眼線までがヘルメットを被ったように一様に濃く見える傾向がある」とあったのが当てはまりそう。オスかな??
※どの鳥もそうですが、識別は必ず複数のポイントを押さえて判断するようにしましょう。
※光の加減で写真の濃淡が変わることも大いにありますので注意しましょう。
わはは!カモ図鑑の内容が、頭に入って来ないぞ!!!
やっぱりエクリプスむずかしい~(でも楽しい)。
おまけ写真
頭が疲れたので、ただの鳥写真を見て癒されましょうね~。
\コサギ、黄色い靴下おしゃれだね!/
今度から黄色い靴下を履いている人を見たら、きっと心の中で「コサギみたい・・」と思うことでしょう。
\寝落ちしたもっちりオオバン/
なんだか安心しきっていて、かわいかったです。このオオバン、足環付きでした。どこか遠くから来ていたらおもしろいのですが、おそらくここで標識された個体だろうな。
\スズと見せかけてキンクロのメス/
くちばしの周囲が白く、とっさに「スズガモのメス!」と思ってしまいますが、頭にぴょこんと少し冠羽が出ているのでキンクロハジロと分かります。スズガモとキンクロハジロは羽の色が違いますが、同じに見える時もあるのです!そんな時は頭の形の違いを覚えておくと良さそうです←詳しい方に教えてもらった^^
という事で、楽しいカモ観察、前後編は以上です~。
皆さんが今年も楽しいカモ🦆ライフを送れることを願っております✨✨
以上です。