ハイ、6月15日、今日の全国最高気温は長岡市の35.4℃でした!
長岡、あっちぇ~いねぇ~。こんなのもう、キンキンに冷えた生ビールでしょ!
・・・ごくり。
梅雨入り前からの、この暑さ、先が思いやられますね。。
ツバメの巣作りについて
さて、先日は気分転換に海に行って鳥を見てきました。
浜はシロチドリが繁殖しているかもしれないから、やめておこうと思いましたが(鳥たちの繫殖シーズンは観察・撮影には注意しましょうね)、ウミネコ見たさに少しだけ立ち寄ってみました。
すると、ツバメとコシアカツバメがぴゅんぴゅん飛んで、巣材となる泥を集めている場面に遭遇しました。
\コシアカツバメ/
そして、この日撮った写真を、帰宅後に見ていた時、私はすごいことに気が付いてしまったのです。
皆さん、ツバメの巣って昔からたくさん見たことがあると思いますが、素朴な疑問で「どうやって作ってるんだろう?」と思いますよね。
知識として、泥や藁を集めて唾液で固める、というのは分かりますが、私が謎だったのは、ツバメの巣のボコボコです。
そして、この写真をご覧ください。
コシアカツバメが口いっぱいに泥をくわえている様子です。
よく見ると、ひと口分が、ボコボコ1個の大きさと同じくらいだと思いませんか??
そう、ツバメの巣のボコボコは、運んできたツバメのひと口分だったんです。
えっ、知ってた?私は知りませんでした!!
そう考えると、ボコボコの数だけ親ツバメが往復して巣を作り上げたということなんでしょうね。お疲れ様です。
ちなみにツバメは巣材に藁(枯れ草)を混ぜて補強しますが、コシアカツバメの巣には、藁は使われていませんでした。
唾液がより接着剤の役割を果たしていそうですね。
\ツバメの巣(藁が入る)/
調べていたら、ツバメがどうやって巣作りをするかがよく分かる動画を見つけましたのでご紹介します^^
鳥たちは環境の中にある材料を上手に使って、器用に巣作りを行っています^^当たり前のように思ってしまいがちですが、考えてみるとすごい能力です。
コシアカツバメについて
ツバメと一緒に泥集めをしていたコシアカツバメ。
私は初めて見ましたが、第一印象「大きい!」でした。ツバメよりも体格がよく、体の縦斑が特徴的です。
大きさは図鑑を見ると
- ツバメ・・17cm
- コシアカツバメ・・19cm
ツバメと並ぶと、少し大きくて腰が赤いのが分かります。
九州以北に局所的に分布し、関東以西に多く見られるようで、新潟県では少なく、全部で30~40巣ほど、しかも減少傾向とのことです(『自然史 新潟県の野生鳥類は今』より)。
懸命に繫殖活動をしている最中なので、巣がありましたが、観察もそこそこにして切り上げました。巣を落とされることなく、スズメに乗っ取られることなく、たくさんのヒナが生まれて巣立ちますように、、と願うばかりです。
夏になろうという今時分に巣作りとは、渡来が遅いのだろうか。
軽々と飛ぶそのスピードは速すぎて、私の写真の腕ではお手上げでした。
子育て、がんばってね。
以上です。