お疲れさまです。
鳥の博物館の続きを書くべきところですが、今日はタカの渡り観察に行って来ましたのでノスリの渡りをば。
10/24・25・26と秋田で1,000羽以上のノスリがカウントされており、ノスリの渡り終盤の波がやって来た!という事で、ようやく渡り観察に(今まで仕事で行けなかった)。
本当にカウント数を上げてくれている日本野鳥の会秋田県支部の方に感謝です。
午前9時スタート。
結論から申し上げますと、今日はよく飛びました!観察時間 約2時間で、ノスリが238羽。途中、北から流れてきて頭上近くで柱になる約50羽の大波があり、まさに圧巻。
その一部始終です。
開始直後は近くで夜を過ごしたであろうノスリが下から上がって来ました。朝から曇り空で日差しはなく、9時台は自走していくノスリが多い。
\羽ばたいて行くよ!/
それでもシーズン終盤、渡りの本能に急かされるように、ポツポツですがほとんど途切れることなくノスリが渡って行きます&時々ツミ。
10時過ぎころにようやく少し雲が切れ、日が差して温かくなってくると、ほぼ羽ばたかずに飛んで来るものが多くなりました。
\低く飛ぶ!/
この近さを飛んでくれるノスリが大好き。
1羽〜10数羽で次々とやって来ては、途中で上昇気流を捉え、螺旋を描いて上がっていきます。
\まっすぐ向かって来てくれる/
\きれい/
人知を超えたものを見ると、やはり美しいと感じたり、畏怖の念を覚えますよね。
という事で、タカの渡りはやっぱり素晴らしいのです。
圧巻だったのは10:45からのノスリの大波! のべ63羽がまとまって連なり、一気に流れてきて、私は相変わらず「何?何?これ何??」状態でした。ものすごいんです。次から次へと。そして低い。
もう、どこ見ていいか分からなくて、結局ちゃんと見れてるのか見れてないのか笑。
\今日のノスリのタカ柱/
湧きたつような大きな柱でした。
\しれっとトビ/
トビとノスリ。
頭上を舞う。
この大波はノスリの渡り真骨頂でした。これが見たくて行っているようなものです^^
みなさん、サシバ・ハチクマもいいですが、ノスリの渡りも良いですよー!!
\近いノスリ/
ノスリ以外もちらほら。
\ハイタカ/
実はこれは、見ていた時は、翼のたるみや顔の感じから「オオタカ!」と思ったんです。よしよし、私もオオタカが分かるようになったか~鳥の博物館の成果だな!などと一人でドヤッっていましたが、帰宅して写真を見たら「ハイタカ??」でした笑。
ハイタカ属おそるべし・・・。
もいっちょハイタカ、だよね…?(逆光)。
まぁ、ツミじゃない事に気付けただけで進歩です^^
予報では午後から雨でしたが、11時頃には風が出てきて雨が降り出したのであえなく終了〜。
という事で、ノスリの渡り、まだ竜飛崎でも1,000羽以上飛んでいるので、在庫はあるようですが、シーズン終盤です。どこまで行けるのか!?
(タカの渡り観察中も小鳥がたくさん渡っていたので、そろそろ冬鳥も見たい・・)
2023.10.27(金) 8:55-11:10 (雨天のため終了) 新潟県中越地方
〇ノスリ・・・238
〇ツミ・・・7
〇ハイタカ・・・2
〇トビ・・・2
〇ミサゴ・・・1
〇チゴハヤブサ・・・1
計251羽
以上です。