ツバメたち、子育て中!

お疲れさまです。

西日本の方は梅雨入りし、雨天がちのようですが、新潟県は晴天が続いていて夏が近いのを感じます。私は一昨日から半袖です。

探鳥会シーズンも今週末でひと段落。落ち着いたらのんびりどこかに行こうかなぁ~とか考え中です。温泉とか(←温泉好き)。ほんとは標高の高いところに行って、また鳥を見たいですが・・・。

さて、この間の土曜日は野鳥の会の先輩と一緒に、探鳥会の下見に行って来ました。場所は長岡市栃尾。長岡市栃尾って、慣れないな~、かつての栃尾市です。

栃尾の道の駅「道の駅R290とちお」集合。

超余談ですが私はこの道の駅がめちゃ好きで、必ず栃尾名物を買って帰ります(星長のおぼろ豆腐&いろは肉店の肉団子)😉栃尾は名峰・守門岳に抱かれた雪深い町。戦国時代に上杉謙信が青年期を過ごした地として有名ですね。私の大好きな「景虎」や「壱醸」もこの地で生み出されます🍶✨✨

前置きが長くなりましたが・・この道の駅に立ち寄った際にツバメの巣を発見!

人の出入りのある場所に、下は板を貼ってもらって、ツバメの巣がありました。巣の中にはすくすく成長中のヒナ達が✨

\親が来たところ/

あまりに可愛いので写真を撮りました。

\今年もコレ/

巣の中にはヒナが5羽いて、両親がひっきりなしにやって来てはエサを与えています。

\短いですが動画でどうぞ/

親ツバメがヒナにエサを運ぶ回数は1日に300回とも500回とも言われています。可愛いヒナに目が行きがちですが、親御さんの苦労を思うと、やっぱり懸命に命をつなぐ生き物の姿は美しいと思うのでした。

その後も、栃尾の商店街を歩いてツバメの営巣確認。

雪国特有の「雁木」が今も残る栃尾の商店街。金属製のアーケードになっている部分も多いですが、まだ木のままのところも残っています。

商店街でもツバメのために板を設置してくれている所が多く、ツバメも安心してそれを利用しているようでした^^

板があってもなくても、やっぱり巣を作る場所は地が木製でした。

\これは結構立派なヒナ/

300mほどの商店街を往復し、ツバメの巣は4つでした。

商店街のすぐ裏手には刈谷田川が流れ、近くには秋葉公園などの自然も豊かに残る。

\刈谷田川、ツバメが飛び交う/

\商店街裏手のお寺の森/

20~30羽のツバメがピュンピュン飛び交っていました。商店街は反対側にも続いているし、民家など他の場所も含めると、この地域周辺でたくさんのツバメが繁殖している事が伺えます。

木のあるお寺の境内に行ってみると、羽虫のようなのが飛んでいましたので、ツバメはこれらを空中で捕らえて、ヒナ達に運んでいるようです。

商店街にはこんな所も。

残念ながら未利用でしたが、お店の方の優しさが伝わって来てほっこりしました。

あんなに小さな体で、東南アジアから遥か海を越え渡って来て、人の生活のすぐそばで子育てをするツバメたち。

ツバメの子育てにはボディーガードとなる人間の他に、木造の建築物と、巣材となる泥を集めるための水田、エサとなる虫が多く発生する川や森などの環境が不可欠だと、栃尾に行って改めて思いました。

農業を主体とした大昔からの人の生活スタイルが変わって来て、ツバメには生きづらい世の中になっていますが、野生のたくましさでこれからも生き抜いて欲しい。

そして私たちは愛すべきお隣さんとして、いつまでもツバメを見守り続けたい・・・いや見守るだけじゃなくて、本格的に守らなければならない時代なのかも・・

そんな事を考えながら栃尾を後にしました。

わたし一人では何も出来ませんが、みんなで頑張りましょう!^^

以上です。

 

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