秋のアオバト(長岡市市民探鳥会)

今日は長岡市の市民探鳥会でした。最近、野鳥観察サボり中でしたので、今日は頑張るぞという気持ちです。3日ぶりに外の空気を吸って、はつらつとしました!笑

場所は長岡市の東山、三ノ峠登山口の駐車場からスタートです。駐車場の街路樹にすでにエナガ・シジュウカラがいました。ツグミが飛びながら鳴く声も聞こえます。

いつものコース。木々の葉も落ち、観察しやすいはずなのですが…肝心の鳥たちは…ちょっと少なかったです。今日はカケスが多く見られましたので、カケスDAYです。頑張って(?)ドングリ運搬中でした。

そして後半で、なんと、アオバトが見られました!

アオバトですよ!

私が今までに見たアオバト

・200メートルくらい先の木のてっぺんに止まっている(遠い)

・1羽で飛んでいく(速くて一瞬)

・群れで飛んでいく(渡り時期の山本山・速くて…)

という事で、今日はこの距離で2羽、ずいぶんゆっくりと観察することが出来ました!

寒いのか玉のようにフカフカしていました。第一印象は「下尾筒の柄がきれい…」です。ヒヨドリみたいに下尾筒の羽に柄が入っています。ステキ。そして想像していたよりも、顔がかわいいな、と思いました。キジバトやドバトみたいな目玉かと思ったら、黒目がち(?)で、愛らしい目でした。

アオバトって、我々庶民の一般的な「ハト」のイメージを完全に覆してくれますね。こんなに美しいハトがいるものかと思います。

オスは翼がブドウ色になるようですので、この個体はメスでしょうか?

夏場に山で「アオ―アーオー」をいう声を聞くと嬉しくなる私ですが、ようやくまともに姿を見ることが出来て、感無量でした。嬉しすぎる…。

アオバトは声は聞こえど姿は見えず、の鳥のようで、猛禽類に捕食された跡を人が見つけるパターンが多いそうです。なかなか繁殖の観察もできない(見つからない)ようで、まだまだ「謎の鳥」といったところでしょうか。自然が減っていつの間にかいなくなっていた、なんて事になりませんように…。

散策路も秋の風景。

【今日の植物】

ユリノキ(別名:ハンテンボク)

ひときわ黄色の木の名前を植物先生に聞きましたら、「ユリノキ」と教えていただきました。

葉っぱの形が「半纏」に似ているのでハンテンボクとも言うそうです。

植物先生「半纏って分かる??」

私「分かりますよ~!」(本当は思い出すまで少しかかる)

みなさん半纏って、分かりますか?あったかい部屋着のことです!

帰りにハンテンボクの葉を拾ってきてくださる今日も優しい植物先生でした。ありがとうございます。

【おまけ】

長岡市の悠久山動物園に「ホオジロカンムリヅル」が来たそうですので、帰りに見に行って来ました。派手です。この派手さは日本じゃない感じです。アフリカのサバンナや湿地にいる鳥で、ウガンダの国鳥だそうです。

なんと「ツクシガモ」がいました。図鑑では見たことがありますが…有明海で越冬する干潟好きのカモだそうです。

機会がありましたら、見に行ってください。

ウサギやアルパカなど、今日は黒目がちな生き物に癒された1日でした。

以上です。

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