こんにちは。
日が経ってしまいましたが、先日の日記の最後に書きました(記事はこちら)謎の猛禽類のお話です。
2月27日(土)午前8時50分、大平森林公園に到着した時に駐車場の上を弧を描いて飛んでいたこの鳥は…??
トビでもない、ノスリでもない…
… … … (思考停止)
私は分からない鳥に遭遇すると、すぐ諦めて写真判定に持ち込みます。
という事で、写真を撮る訳ですが、わたしのcanon PowerShot SX70HSではなかなかピントが合わないので困ります(←機材のせいにする)。
双眼鏡で見た感じだと…北海道で見たオジロワシに似てるけど…そもそもこの時期にここにいる可能性のある、このサイズの猛禽類は…オオワシ・オジロワシ・クマタカ・イヌワシ…あたりでしょうか。
クマタカ??いや~
イヌワシ??いやいや~
うふふ。本当に全くわかりませんでした!笑
という訳で、がんばって撮った写真をちょうど野鳥の会の集まりがありましたので先生方に見ていただきました。
結論としては「オジロワシ若」との事でした。
オジロワシ!見附に!笑
大平森林公園は池があるから来ていたのでしょうか。
識別ポイントとしましては、
◎クマタカ…翼が短めで、尾が長い(森の中を縫って飛ぶため翼長が短めで、その分翼の幅が長くなる※うまく説明できない!)・翼のふちがたるむ。
◎イヌワシ…胴がここまで太くない・飛翔時に尾羽があまり開かない。
と教えていただきました。
オジロワシの尾羽は本来「くさび形」ですが、この個体は双眼鏡で見てもとにかく尾羽がボロボロで、くさび形が出ていませんでした。
体下面やクチバシの特徴から「オジロワシの若」との事でした。
あとで識別図鑑のオジロワシのところを見ましたら、3Wくらいかな?
といったところでしたが、いかがでしょうか。
北海道釧路市で撮ったオジロワシの写真があるのを思い出しましたので貼っておきます。これはきれいな成鳥ですね。(撮影2020.2.23)
教えていただきました皆さま、大変ありがとうございました。
猛禽類の識別は本当に難しく、「猛禽やっぱり苦手~(><)」となりましたが、個人的にはトビでもノスリでもない事が分かった自分すごいと思いました。成長している…。
以上です。
【おまけ】
厚岸湾で黄昏るオジロワシ(撮影2020.2.20)
また北海道に行きたくなったなー。
おわり。