雪国植物園・春の探鳥会

今日は雪国植物園の春の探鳥会でした。

午前5時集合、まだ頭がぼーっとしますが、電線に止まってさえずるヤマガラを見てテンションが上がってきました。

恒例の大原園長のご挨拶

「雪国植物園は里山の植生を保存するために37年前に作られて、まだ未完成です。木を間引き、光と風が入ると、花もきれいに咲きます。今日もたくさんの花が咲いているので是非見てください。」

この探鳥会は植物のことを教えていただける貴重な機会です。

歩き始めてすぐに、木の枝でさえずるキビタキがいました。

弾むような声で、時々場所を変えながらずーっとさえずっていましたので、参加者一同、心ゆくまでキビタキを見ることが出来ました。ありがとー。

写真をよく見ると、羽にまだ茶色い所がありますので、昨年生まれの若鳥かな?

鬼気迫るさえずりでしたので、きっとまだお嫁さんが見つかっておらず、焦っているんだなと思いました(わたし予想)。

がんばれ、若キビタキ君!

東南アジアから渡ってきて、懸命に命をつなごうとする姿にジーンときました。

遠いですが賑やかにメジロがさえずります。

雲行きがあやしくなってきました。

いつもヒリヒリと鳴きながら飛んでいるサンショウクイが、めずらしく木に止まる。

 サンショウクイ「鳴きながら飛ぶのも疲れたから、ちょっと休憩しよー!」

 メジロ「誰!?出てってよー…」

メジロのなわばりだったようです。

どこからか優しい笛のような声が聞こえます。

イカルが2羽やって来ました。

今日もステキなビジュアルのイカル。

木の実を一生懸命食べていました。

雨が降り出しましたので、一時雨宿りし、あがった頃に残りのコースを歩いて終了しました。

クロツグミ・コサメビタキなど夏鳥もよく鳴いていて、全部で28種類でした。

この探鳥会は春と秋の年2回、開催されていますので、ぜひご参加ください。

今日はかわいい女子の方が参加されていて、わたし的に超~嬉しかったです。

Sさんこっちに来てくださいねー。

【今日の植物 ほぼiphoneにて】

↓ ↓ シラネアオイ

↓ ↓ ウゴツクバネウツギ

花が終わった後も果実の先に5枚のがくが残り、羽付きの羽根のような形をしているのが「ツクバネ」の名前の由来だそうです。

↓ ↓ タニウツギ

咲いたばかりでとてもきれいでした。

↓ ↓ ケナシヤブデマリ

(外側)白い装飾花…ハチやアブを引きつける

(内側)雄しべ・雌しべのある小さな正常花

白い花びらが1枚だけ小さいのがポイントとの事。

タニウツギと紅白セットで初夏の訪れを祝っているそうです(図鑑に書いてありました)。

↓ ↓ ヤマボウシ

↓ ↓ ウラジロヨウラク

↓ ↓ ウマノアシガタ

別名キンポウゲ

↓ ↓ シライトソウ

↓ ↓ ハクウンボク

5~6月に白い花がぶら下がるそうです。

↓ ↓ ズミ

あの酸っぱくて渋い実をつけるやつかー!

お花きれい。

↓ ↓ サワオグルマ

↓ ↓ ヒメハギ

↓ ↓ ハルリンドウ

日が当たると開花し、夕方に閉じると園長がおっしゃていたような・・日陰の朝8時はまだ開花時間じゃないということか・・。

以上、青々とした新緑の中に負けじと咲く花々でした。

はぁ、鳥の名前は忘れないのに、植物の名前は覚えられない私です。

なんでだろ??

こうやって書いていても、すでに最初に書いたのを忘れています・・・。

えへへ。

以上です。

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前回の記事はこちら

2020.11.09 07:01
雪国植物園・秋の探鳥会

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