早朝の福島潟

お疲れさまです。

12月11日土曜日、街はいつの間にかクリスマスモードとなり、年末年始も視野に入って来ましたね。年末で忙しい!という方も多いのではないでしょうか?

私はと言えば、すっかり週末バーダーです。

今日は新潟市北区の福島潟へ早朝の飛び立ち観察に行って来ました。

朝6時30分到着、夜が明けてきました。

雁晴舎にて潟を見渡す。

この光景が本当に美しくて心に響く。

水面にはコハクチョウ・オオヒシクイ・マガモ。

↓ ↓ 飛び立ち前のコハクチョウ。

成鳥2羽、成鳥2羽&幼鳥のファミリー、成鳥だけのグループ、成鳥と幼鳥の混ざった大きなグループ、など、色々な組み合わせがあります。

ハクチョウは家族群で行動しますが、この群れの関係性を想像するのもまた楽しいですね。

夫婦?親子?兄弟?・・・家族みたいな友達?(←そんなパターンあるかな)

到着した時点で潟の奥の方ではマガン・ヒシクイ(遠くて識別不可)がたくさん飛んでいましたが、日の出時刻の6:49前後には多くのマガン・ヒシクイが飛んでいきました。

潟から飛び立って、すぐ裏手の田んぼに降りる。

近っ!!

潟の奥の方を双眼鏡で見ていると、ちょいちょい猛禽が入ってくるのですが、きっとこれはチュウヒに違いない!と思います。ヨシ原の上を低空で8の字を描くように飛ぶ。

(遠くて写真がムリでした・トビちゃんだったらごめんなさい)

マガン・ヒシクイに少し遅れて、7:30頃にはコハクチョウも飛び始めました。

ちょっと今回も写真がいまいちなので、雰囲気をお楽しみください。

潟にいるコハクチョウはしきりに「コーコー」と鳴き合ったり、頭をペコペコさせて出発の合図をし、次々と潟から田んぼを目指して飛んでいきます。

ヨシ原の上を飛ぶコハクチョウは本当に芸術的なほどきれい。

近くを飛んで行く。

雲の上から太陽が出てきた朝8:00。

光が世界を包む頃、コハクチョウの飛び立ちラッシュが一段落しました。

去年はコハクチョウが飛び立つ際の「助走」が印象的でしたので、今日はコハクチョウの離水に注目してみました。

コハクチョウは全長(くちばしの先から尾羽の先まで)が120cm、体重が約8kg。

体重8kgというと生後7か月の赤ちゃんの重さだそうです・・・子供がいない私は想像できないので、もうすぐ1歳になる姪っ子のあかりちゃん(9kg位?)を抱っこした時の事を思い出しました。

(あかり重いな・・・)

そうすると8kgのコハクチョウもなかなか重いはず。

そんな8kgが空を飛ぶには長い助走が必要なんですね。

体の軽いカモと違って、ハクチョウは羽ばたきながら水面を大きな足で蹴って、数十メートルも助走しないと飛び上がれないようです。

動画が撮れましたのでコハクチョウの助走をご覧ください。

個人的には離水した後に高度を上げる感じが飛行機みたいだな、と思いました。

この体を持ち上げてふわっと宙に浮くところがすごいですね。

そして4,000kmも渡ってくる力(ちから)も本当に凄い!!

↓ ↓ 近くでも走ってる感じが撮れました^^

面白いですね。

野鳥にはいろんな見所があっていいですね。

最後にのんびりした感じの写真を1枚。

ポイントは右下のカワウです。

今日は福島潟へのプチ遠征、きれいな風景と、おそらく昔から変わらないであろう鳥たちの営みを見させてもらって自然の雄大さを改めて感じた朝でした。

やっぱり飛び立ち観察は楽しい!!

以上です。

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