お疲れ様です。毎日さぶいですねぇ。
先日のエナガの投稿のアクセスが多かった原因はどうやらGoogle Discoverなるものに表示されたからのようです。Androidのスマホに出てくる「Googleのおすすめニュース」とやらに出た?そうで・・ありがたいことでごぜえます~。
はい、年の瀬押し迫る頃ではありますが、昨日は東京・上野の国立科学博物館で開催中の「鳥展」に行ってきました😝 ホラ、1月・2月は雪が怖いのでね…。
これから行かれる方も多いと思うので、今日はさらっとご紹介&展示にない感想を…。
開館時間のAM9:00に合わせて上京。上野で降りるの何年ぶりかな?
いざ!!
通りすがりの西洋美術館は「モネ展」開催中で、行列でしたので、鳥展と一緒に・・と思っている方はご注意ください。朝より昼の列がすごい長さです!
鳥展はあっさりすんなりと入れます笑。
入場したら、そこはもう鳥の世界でした!たくさんの標本展示と、パネル説明。今回のテーマが「ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統」との事で、9月に発表された「日本鳥類目録改訂第8版」の変更内容を踏まえた展示になっています。
(むずかしくないよ!)
(写真撮影OKでした!)
私は鳥のこと全然何にも知らなくて、いつも目の前の野鳥を観察するのに精いっぱいで、その鳥の分類とか、近縁とか、ほんとーに何にも考えたことがなくて、恥ずかしながら図鑑の並び順も、なぜその順番なのか知らなかったのですが(←笑える)、いや、皆さんそうですよね!?!?でも、今回「鳥展」に行ってみて、その理由が分かって「おもしろー!!」となっているところです。
そもそも、鳥って恐竜が祖先なんですよね。始祖鳥は知ってるけど、始祖鳥の名前がアーケオプテリクスなのは知らないんですよ、私は!!(なぜキレる)
なので、まずそこから「おぉ」で、帰宅して図録を全部読んでもやっぱりそこが一番面白かったです。
\来館者の頭上を飛ぶペラゴルニス・サンデルシ!!/
2500万年前に生きていた鳥です!!
\翼開長7メートル!!/
すごー!!こんな生き物が太古の地球には存在したとか、ほんとうに奇跡の星よ、地球は。制作者の皆さま、ありがとうございます。
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展示は鳥のグループごとにエリアで分けて紹介されていて、それぞれに見どころがあって面白かったです。
今回は分類の話がベースにあったので、個人的には、見た目が似ていても、同じ系統なのか、収斂進化なのかの違いも説明があってそこが興味深かったです。
―収斂進化とは―
違う種類の鳥が(鳥に限らずですが)、同じ環境に生息して同じような暮らしをした結果、似たような姿かたちや機能をもつこと。ツバメとアマツバメや、ペンギンとウミガラスなど。
ハチドリに至ってはスズメ目ですらなく、アマツバメ目でした。
詳しくは会場で!^^
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お土産に図録を買って帰りましたが、その中で面白かったのが、フラミンゴ。コウノトリ目やチドリ目と近いと思われてきたが、ゲノム解析によってカイツブリ目と最も近いことが分かったそう。カイツブリとフラミンゴ~!?!?なんでや笑。
あと、ハシビロコウもその見た目からコウノトリに近いと考えられてきたが、ゲノム解析の結果、ペリカン類に最も近いことが分かったそうです~。かつてコウノトリ目→今はペリカン目。おもしろいですね~!!
ゲノム解析すごいなー。
図録は最後の売店で売っていますので、これは是非^^
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ということで、とっても楽しい時間を過ごしました!私たちが普段見ている野鳥もたくさんいて、猛禽類のコーナーもあって、最高でした✨✨見終わるのに3~4時間はかかるので、お昼を挟まないようにしてくださいね~!
最後にお気に入りの写真を貼っておきます。
\広大な洋上が目に浮かぶコアホウドリ/
\SNSでバズっていたユキドリ(かわいい)/
ひとりで行ったので、午後からはゆっくりと明治神宮に行ってきました。
次回は「明治神宮でバードウォッチング」の巻です。
お楽しみに!
以上です。