実家の母に誘われたので、八木鼻に立ち寄るという約束の下、下田(三条市)吉ヶ平の雨生ヶ池(まごいがいけ)に行って来ました。三条市の最奥、旧下田村を奥に進み、八木鼻で右に折れてさらに進み、車がすれ違えない程の道を超えて、吉ヶ平山荘という開けた地に到着しました。キャンプ場などもあるようです。またしても母に騙されて、「ここから歩いて雨生ヶ池(まごいがいけ)まで15分くらい」というのに、結局40分も緩やかな山道を登っていきました。(私が遅すぎる!?)
午前10時頃でしたので、鳥はあまり鳴きませんでしたが時折聞こえるさえずりを楽しみながら、がんばって登りました(言っておきますと朝すでに実家の山を2時間歩いている、という言い訳)。突然ブナ林が現れ、そこを抜けるときれいな池に到着しました。魚がたくさん泳いでいる緑色の池でした。オシドリのオスとカイツブリがいました。
シジュウカラ現る。
池を取り囲むブナ林からはキビタキとヤマガラの鳴き声が終始聞こえてきました。母が「年に1度は来ないと気が済まない」というのが分かる良いところでした。
57年前の蛮行が私に木の成長速度を教えてくれる。ゆっくりと、だけど確かに、穏やかに時は過ぎているようでした。
疲れましたが楽しかったです。
【鳥情報(本題)】
行く道中、三条市月岡でサシバに会いました。飛んできて電柱に舞い降りる。
かっこいいなー。飛び上がり降下する。
このあと土手の斜面でネズミ様の小動物を捕らえ、再び電柱に止まり、引きちぎって3口で食べ終わりました。しびれました。
吉ヶ平の帰りに約束通り八木鼻に立ち寄り、ハヤブサを観察しました。なかなか見つけられませんでしたが、運よく飛んでから木に止まってくれたので、気が付いて見ることが出来ました。が、40倍の望遠鏡をもってしてもなかなか遠い…いえ、近いとかわいそうだから、いいんです…。オスメス2羽一緒に止まっていました(遠いので写真なし)。幼鳥は生まれたのかな?もういないのかな?
八木鼻はいつ見ても壮大で、自分だけ時間軸が違いますよと言っているようで、若い頃から好きな景色です。ハヤブサが見られて嬉しいです。今日は猛禽デーでした。
以上です。