今日は小鳥(山本山)2020.10.7

山本山での「タカの渡り観察」、終わったかと見せかけて、まだ行っている私です。

ノスリがまだ飛ぶそうですので、それも見たいと思います。10時着、気温17度くもり。

山本山展望台はタカの渡りだけではなく、展望台から周囲の木々を見ることができますので、小鳥類もよく飛び交います。今日は嬉しいことに、カラ類の混群が目の前数メートルの木に止まってくれました!!

ブログのカバー写真をこれにしようかなと思うくらい、ステキな写真が撮れました。エナガです。問答無用の100%正解のかわいさですね。これは疑いようがない。

めずらしくまともなエナガの写真が撮れましたので、今日はエナガ祭りとしましょう。

くちばしが小さいなぁ。眉毛がいい感じだなぁ。

小さなくちばしでカイガラムシやクモなどを食べるそうです。カイガラムシって、どんな虫かしら?と思って検索しましたら、”ぞぞぞ”としました。興味のある方は調べてみてください。

ちなみに眉毛に関しましては、眉班のない北海道の「シマエナガ」が有名ですが、わたしは太眉のこのエナガが好きです。

「こんなことも出来るよ!」

↑ ↑ よく見ると、枝の半分も掴んでいないのに、よくぶら下がっていられますね。アクロバティックな動きをたくさんしていました。群れでわいわいと賑やかでした。

エナガの名前の由来は「柄(ひしゃくの柄)が長い」から来ている通り、柄が長いです。

あと、二重まぶたにアイシャドウを引いたような目元の色もなんだか不思議(可愛さのアピールなのか!?)で、いろんな人に知ってもらいたい身近な野鳥の代表格ですね。

エナガに続き、メジロも来ました。

メジロのアイリングは「円じゃなくて視力検査の形」です。C。

そして私の大好きヤマガラ。

なんかもう「THE・ヤマガラ」みたいな写真が撮れて、本当にこれだけで2~3日はもちそうな予感です。うふふ。

さぁ、その木の実はこの後どうしたのでしょう。次の写真ではくちばしに木のくずが付いていましたので、私の予想は「木に隠した(貯食)」です。真相はどうでしょう?

少々マニアックですが、私はヤマガラの「頭央線」がすごく好きです。なんで頭のてっぺんに線があるのでしょう。そしてなんで、ないよりも素敵に見えるのでしょう。自然の造形美って本当にすごい、とヤマガラを見ると思います。柄の入り方とか、配色とか、。

…もうカラ類でお腹いっぱいな感じですが、肝心のタカの渡り情報です。

今日は、大体ノスリ、時々トビ・ツミな感じで20羽くらいでした。

↓ ↓ 分かりやすいノスリ。

そして、今日は何と、本当はカラ類よりもすごいと思うのですが、イヌワシが出ました笑。

遠くをゆったりと飛ぶ猛禽類をKさんが発見、なんとイヌワシでした。(写真がよくないのはご勘弁ください…。)

すごーく、ゆったりと、ゆったりと飛んでいて、どことなく風格が漂っていました。翼下面の白斑が左右の翼にばっちりと見えました。亜成鳥とのことでした。

まぁ、わたしは案の定トビとしか思わなかった訳ですが…いつか野鳥のことをもっと知って、イヌワシを理解するレベルに行けたらと思います。

目の前のカラ類も、ただ「可愛い」と見るだけじゃなく、その先に何があるのか、どうしたら人と野生動物がいつまでもうまく暮らしていけるのか、そして自分には何が出来るのか…そこを考えながら観察して行きたいと思います。

語ってしまいました。

空もすっかり秋ですね。瓢湖にはコハクチョウがやって来たと夕方のニュースで見ました。

以上です。

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