雪国植物園・秋の探鳥会

前日の夜に、野鳥の会のIさんから「明日は雪国植物園の探鳥会よろしくお願いします」というラインが届き、完全に忘れていましたが「行こうかな」という気持ちになりました。

なぜなら『雪国植物園』!これは私の全然分からない植物を、大手を振って人に聞けるチャンスだからです。ふっふっふ。

『雪国植物園』(リンク貼っておきます)は長岡市にある、里山を散策できる植物園です。雪国の低山である里山の自然植生を大切にして構成されているそうで、よって、外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しないとのこと。大原園長の熱い気持ちが感じられます。園長86才だそうです。

毎年、春と秋に探鳥会が開催されていますが、今年は春はコロナで中止、今回は今年最初で最後の開催となりました。少人数でしたが集団行動が苦手な私はこれくらいがちょうどいいです。

園内は秋の終わりの風景で、紅葉がきれいでした。

いつもは長いコースを歩くのですが、今回は短縮版でした。園長や植物園の方に目についた植物を教えていただきました。本当にありがたいです。

【今日の植物たち】

サワヒヨドリ ↓ ↓

ミゾハギ ↓ ↓

もう花は終わっていますね。お盆の頃に咲くので「盆花」というそうです。

ハナヒリノキ ↓ ↓

においがするそうです。

コンギク ↓ ↓

ノコンギクとは違うそうです。濃い紫がきれいですね。

ウラジロヨウラク(狂い咲き・本当は春に咲く) ↓ ↓

仏さまが身に付けている飾りを「瓔珞(ようらく)」というそうです。wikipediaより。

ノダケ ↓ ↓

根っこは漢方薬(解熱・鎮痛)になるそうです。

シモツケ(狂い咲き?) ↓ ↓

濃いピンク色の花が可愛かったです。一番咲く時期に見てみたいです。

ウツギ ↓ ↓

実がろうそくみたいな形でした。

ズミ ↓ ↓

リンゴみたいな味がしましたが、とにかく酸っぱくて渋かったです。調べたらリンゴの仲間でした。叶内さんの「野鳥と木の実ハンドブック」によると、「色々な鳥が食べるが、あまり美味しくないのか多くは食べない」とあります。レンジャク類が多く渡来した年は残りが少ないそうです。

ツワブキ ↓ ↓

斜面にたくさん咲いている。黄色のお花がきれいでした。

ヒサカキ ↓ ↓

黒い実が付いていました。叶内さんの「野鳥と木の実ハンドブック」によると、キジバト・ヒヨドリ・メジロ・ジョウビタキ・ツグミなどが時々採食するそうです。

マユミ ↓ ↓

実がたくさん付いていてきれいでした。叶内さんの~(略)によると、キツツキ類・カラ類・メジロなど多くの鳥が好んで採食するそうです。庭に植えたいですね。

もう私なんて植物の事をなんにも知らないですので、皆さん本当にすごいなと思います。少しづつ覚えていきたいです。この日の野鳥は、というと…モズとカケスがよく見られ、ホオジロがクヌギの木のてっぺんでさえずって(!!)いましたが、冬鳥は少なめの、合計14種でした。

双眼鏡とスマホしか持って行きませんでしたので、野鳥の写真がありません。

穏やかな散策で楽しかったです。

以上です。

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