夏の終わりのシギ観察

夏から秋へ、残暑はまだ厳しいですが、朝晩に吹く風や庭木の落葉に季節の移り変わりを感じます。

さぁ、鳥たちも動き出した(渡り)!私も始動するか!と思った矢先に、なんとコロナに罹ってしまいました。9/1の夜から熱が出て、それは2日程で下がったのですが、のどの痛みがあり、飲んでいた市販薬がなくなるので昨日医者へ行ったところ「コロナ陽性」でした。

先生「コロナでしたね」

わたし「(ええぇっ)!?!?」

自慢じゃないですが、私は今まで一度もインフルエンザもコロナも罹ったことがなく、「そういう丈夫な体」だと思っていたのです。今回も、夏の疲れが出たか、一時的な知恵熱みたいなものかと思っていたのですが・・・😢帰宅後のうがい・手洗いは徹底していたし、へんな咳をしている人がいたら息を止めたりして(←?)予防はしていたのに、悔しい!!

という事で現在、自宅待機中です。体はまったく元気ですのでご心配なく~^^

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さて、今日は夏の思い出。

8月下旬にシギを見に行った日のこと。

かねてよりシギ運の悪い私ですが、この日は運よく色んなシギに出会うことが出来ました♪

オオソリハシシギの採餌

目の前にオオソリハシシギが飛来。

\2羽も!✨✨✨/

うっ、嬉しい!!

シギは小型でも色々見どころがあって楽しいですが、オオソリみたいにサイズが大きめだと、「おぉ~!」となりますよね。

水面を歩きながら、水の中に目を凝らしているようです。

こんな感じ!

で、何かをゲット!!

何かな~?水生昆虫とかかなぁ?よかったね😝

シギの仲間はくちばしに神経があって、砂や泥の中でエサ動物を感知する種類もいますが、オオソリハシシギは目で探すタイプみたいですね。

アオアシシギの郷愁

私がほとんど見たことのないアオアシシギも4羽ほど観察することができました。

アオアシシギといえば、そのスラッとした姿もいいですが、夏の終わりに響くピョーピョーピョーという声がなんとも風情があって素敵です。

わりとよく鳴く鳥のようで、仲間と常にピョーピョー鳴き合って過ごしていました。きれいだけれど少し物悲しいその声に、私たちはなぜか郷愁を感じる。自然って、不思議。

ちなみに最近の私は「アカアシシギ」という鳥がいることを知り、心の中で「アカアシシギ・アオアシシギ・キアシシギ」と早口言葉を唱えるのがマイブームです。

ホウロク幼鳥ホーイーン

この日はありがたいことにシギ猛者たちに囲まれて観察していたので、私はボーっとしてても天からシギ情報が与えられるチートデイだったのですが笑、またしても「ホウロクがいる」との事で、スコープで覗いて感動しました!

\ホウロクシギ!/

すごい!大きい!!

くちばしが短かったのと、羽衣の様子から幼鳥のようでした。一緒にいた方が「ホウロクはねぇ、ホーイーンと鳴くんだよ。」と教えてくれて、「ホーイーン!?おもしろ!聞いてみたい!!」と思う。

少し遠くにいたので、もうちょいこっち来いこっち来い・・・と思ったら、しばらくして飛び去る時に私たちの脇を飛んで行きました。

その時に「ホーイーン」😝鳴いた!!

鳥の鳴き声を人間の文字に当てはめるのは難しいけれど、ほんとに「ホーイーン」でした^^やったね。

のんびりオバシギ

最後は海を背景に佇むオバシギです。

オバシギのこの少しのんびりゆったりした雰囲気が、何ともいえず好きです。

夏の終わりを照らす太陽がまぶしい。

線香花火のオレンジの玉がふっと落ちるような瞬間をいくつか味わって、その後に秋が来る。

8月の最後に見たシギを、わたしは心の中に閉じ込めて帰ってきた。こうやって少しずつ鳥の名前を憶えていくのだ。

以上です。

 

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