今季最強寒波が来ているので、晴れ間を見て海へ行ってきました。
こんな日に、海に!?!?と思ったそこのアナタ。わたしも初め驚きましたが、「荒れた日こそ海」は鳥界隈で有名な教えのようです。沖に出ている鳥たちが港湾に避難してきたり、風に飛ばされて珍しいのが来たりするようです。
今日のわたしの希望は「ビロキンが見たい!!」です。正式名称ビロードキンクロは私がまだ見たことがないカモで、何かの巡り合わせで会えないかなぁ、と毎冬思っている鳥なのです。
荒れた海に来ないかなぁ!!
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本日の海は、雪は少ないけど強風。最初は晴れていましたが、どんどん荒れてきました。→外で観察できないやつ。
今日イチの喜びは、越冬ハマシギに出会えたことです✨
シギチの仲間は多くが秋の渡りの時期に、より南へと通過していきますが、新潟で南下をやめて越冬するものも少しいるようです。
ここだと春になったら他のハマシギより先に繁殖地に入れそうですね。
スロープの波際で・・・ぜんぶで13羽。
\渋滞してる笑/
波が引き現れた地面でせわしなく採餌をしていました。
これは絶対に動画で見てください!!
(強風雪すぎてゴーーーーという音しか入っていなかったのでBGM付)
わちゃわちゃして、無限にかわいいとか。
「渉禽類(しょうきんるい)」という言葉がありますが、まさにその通りですね。
波打ち際は海からいろんなエサ資源が供給されるいい食事場所なのでしょうね^^こんなさぶくて荒れた日本海じゃなくて、穏やかそう~な九州の海に行きな~!と見る度に思いますが、いてくれるのは嬉しいことです😊
\色々いる/
スズガモも群れでいました。
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あとはカモメ類!
今年もカモメのシーズンがやってきましたので、私はまた図鑑を読み返さねばなりません。細かい識別ポイントが頭の中に定着するまで何年かかるんだろう・・・?
例えばセグロカモメとオオセグロカモメの翼の長さの違いとか・・・(セグロが長い)。
まぁ、私はのほほんと鳥を見ているタイプなので、いつかはいつかで良いのです。
今日のカモメの仲間は多くはないけど、いるという感じです。テトラポットで休んでいる集団を見ますが、活動中の個体がけっこう近くを飛んでくれたり。
\これはセグロカモメ/
荒天だからか、港の中にたくさんのカモメたちが入っていました。
ウミネコ多めの、セグロ・オオセグロ。
窓に取り付けるスコープがあるので、車内から見ようとするも、暴風雪になってきて車の中にまで吹雪が入ってくるので泣く泣く諦めて帰りました。
荒れた日に海で探鳥するバードウォッチャーさんすごいぞー!尊敬します。
ビロキンには会えなかったけど、海の鳥の様子が分かって楽しいひとときでした。2月はもうあと2ヶ月くらい続いてほしいところ。
春よ、まだ来ないで!
以上です。