今年の冬は寒さもそこそこで、雪も少なく、過ごしやすい冬ですね。雪がしんしんと降る寒い冬が好きな私にとってはすこし物足りない今シーズンです😥
青森県や秋田県では困るくらいたくさん雪が降っているようで、気象というのはなかなかままならないですね。
先日、母と話している時に「昔は38(さんぱち・昭和38年)豪雪とかあったんだよねぇ?」という話をしたら、「38豪雪は覚えてないけど、その数年後にも豪雪があってさ~。2階の窓から外に出たんだよねぇ」と言っていて、(出た!2階の窓から外出!)となりました。
当時は車もそんなになかったので、大規模な交通障害にはならなかったようですが、逆に言えばそんな中何キロも歩いて通勤する人がほとんどだったので、本当に昔の人はすごいな…と思ったのでした。
もう私たちの住む街に、積雪数メートルという雪が降ることはないでしょう。(それか超異常気象であり得る?)
自然も少しづつ、だけど確かに変わっていくものですね。トランプさんが大統領になって、早々にパリ協定から再離脱しましたが、人為的な影響での気候変動は最小限にできたらいいのになと思っています。
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さて、先日のできごと。
ルリビタキの美しいオス3羽とメス1羽に取り囲まれる夢を見て、小鳥が見たい!と思った私は、雨が上がるだろうと踏んで、山へ行ってみました。
結局、雨は上がらず、ルリビタキも見れず、、でしたが、雨宿りしている時に、普段あまり観察することのないカケスを見ることができました。
\よう!/
ややイカつめの顔で、シメ的な雰囲気のある鳥ですが、ハトくらいの大きさで見ごたえがあります。
きゃ~!かわいい~!というよりは、「なんか面白い鳥」という感じ。
私はカケスのこと全然知らないので、図鑑を開いてみました。
カケス、日本産は4亜種に分かれており、亜種カケスの他に、北海道には頭が茶色で目が黒いミヤマカケス、屋久島にヤクシマカケス、そして新潟県の佐渡にはサドカケスがいます!(佐渡行きたい~)
奄美大島などにいるルリカケスは別種。
カケスの特徴といえば、その声(ジェ~ジェ~)ですが、あの声は警戒した時に多く発するようです。大河ドラマやサスペンスドラマでもよく耳にしますよね。
翼のきれいな青い羽は、次列風切から大雨覆、初列雨覆、小翼羽にかけて入っているようです。木の影から、ちらりと見えると嬉しくなる羽です。
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この日のカケスは4~5羽の群れで、枝に止まってエサ探しをしたり、時には仲間と争ったり、ヤマガラとの貯食コンビを見せてくれたりしました。
\枝をウロウロ/
地面に降りて、隠した実を探す。
\ガサガサ/
この後、ドングリ的な実をくわえて枝に上がり、私に背を向けて食べ始めました。
「お~い、こっち向いてー!!」
雨だったので、写真はあまり撮れませんでしたが、カケスに楽しませてもらったこの日のバードウォッチングでした♪
カケス、ありがとう~。
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(おまけ)
隠し撮り風のアカゲラ。冬の風景にキツツキは絵になりますね。
帰り道には道路脇コハクチョウ。みんな元気に越冬中~。
お風呂入ってる風でかわいい。
残り少ない冬を、がんばって探鳥せねば!と少し焦っている最近のわたしです。春よ、まだ来ないでね~~!!
以上です。