マガン・ヒシクイ・春の雰囲気

この週末は土日ともお天気がよく、暖かく過ごしやすい2日間でした。

2/13(土)、通りがかりの田んぼにマガン・ヒシクイ・コハクチョウの大群を見つけましたので、もう私は夢中で見ていました。すごい、すごすぎる…という感じの光景でした。

その数…コハクチョウ約180羽、マガン・ヒシクイは500羽以上いました。

(カウンターで数えましたが、500羽超えた辺りでもう分からなくなりました…)

久しぶりに見たマガン。

1月の大雪で近隣の田んぼは全部雪で覆われ、どこでエサを食べているのかと心配していましたが、いつも見ていた場所から少し行った先は田んぼが開いていて、マガン達はそこにいました。意外と身近にいたという…行っていない事を反省。

お天気がよく暖かく、開けた田んぼで皆、一生懸命エサを食べていました。

もう渡りが始まりつつあるようですので、たくさん食べてエネルギーを貯えて欲しいと思います。

マガンはお腹の黒い模様がいいですね。

そして先生に教えていただきましたが、この地区は大雪が降るとヒシクイが入ってくるとの事で、この日もヒシクイが多くいました。(ヒシクイの写真は撮り忘れました…!)

今年は上越が大雪で朝日池も全面結氷していたようですので、そういう所からきている感じかな。

マガン・ヒシクイの識別もまだ覚束ない私でしたが、今回の観察で覚えられた気がします。嬉しいです。

あっ!今さらですがオオヒシクイですよね?笑。

↓ ↓ 山々を背景に田んぼで過ごすガンとハクチョウ。

飛んでいる鳥はオナガガモです。もう北へ帰る感じかな。

雪化粧の粟ヶ岳と鳥たち。タイトル「新潟の早春」!

コハクチョウもシャーベット状のところからエサを食べています。

さて、まだ続きがあります。

以前、先生から「冬が深まるとマガン達は田んぼでそのまま塒(ねぐら)をとるようになる」と聞いたことがありましたので、この場所でそのまま夜を過ごすのでは?と思った私は、あくる日曜日も行ってみました。

日の出前、朝6時。寒い。

現地着ですが、暗くて何も見えない…(←バカ)。

でもマガンの声は聞こえます。すでに少しいます。今来たのか、夜じゅういたのかは分かりませんでした。だんだん明るくなってくると、あちこちからマガンが集まって来て、すでにいるマガンの所に降り始めました。

6時35分。マガン・ヒシクイ250羽。

朝焼けがきれい。心が洗われます。

ここから約1時間、小さい群れ、大きい群れで、それぞれマガン・ヒシクイが集まり始め、少しずつ増えていきました。みんな雪の上で休んでいます。

朝7時30分、少しずつエサを食べ始める個体が出てきました。

そして、なんと飛び立っていく群れも…!おーい、どこ行くのー!

↓ ↓ やってくるマガンたち。

それにしても頭上を飛んでくれるマガンはいつ見ても圧巻です。

という訳で、ここを塒にしていたのか?に関しては「少数はしていたかも知れないが、基本的には他の場所で夜を過ごしたのが、朝やってくる」という感じでした(この日は)。

また、やってきたらすぐにエサを採り始めるのではなく、しばし休憩していました。

そして、中には休んだら飛び立っていくものもいるという…。

前日のような大群になるかと思っていましたが、結局朝8時半になっても土曜日のような数にはなりませんでした。(土曜日は朝8時半にはすでに大群でした)。寒すぎるので帰宅。

暖かく雪もだいぶ解けたようですので、またあちこちに分散したのかなと思います。

予測不能な鳥たちの行動を観察するのもおもしろい、と改めて思った2日間でした。

以上です。

 

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