シギチ観察~エリマキシギ編~

お疲れさまです。

めっきり秋の雰囲気となってきました。

涼しくなってきたのでまた大平でも行ってこようかな。

そしていよいよタカの渡りも始まりますね。

今から楽しみです。

さて、その前に、先日のシギチ観察の記録ですが、今日は最終日エリマキシギ編です。

エリマキシギ
旅鳥・冬鳥。全国の水田・湿地・河川・干潟などで見られる。繁殖期のオスには、襟巻のような白や茶色のふさふさした飾り羽が生える。

はい、エリマキシギはその名の通り、繫殖期になるとオスには襟巻のような飾り羽が出ることで知られています。が、残念ながらエリマキシギの繁殖地はもっと北の方、日本では見ることがなさそうです。

そして秋の渡りは幼鳥がほとんどだとか・・。

この日出会ったエリマキシギも幼鳥でした。

背中の模様が美しいですね。

エリマキシギの夏羽について少し気になったので調べてみたら、繫殖期のエリマキシギのオスは3タイプに分かれるそうです。

  1. なわばりを守るオス…飾り羽が茶色と黒
  2. 他のオスのなわばりに侵入するオス…飾り羽が白い
  3. メスのふりをしてメスを奪うオス…メスの見た目

このサイトはいろんな写真がありました。動画もおすすめです。→こちら

おもしろいですね!

エリマキシギは春の繁殖期になると、決まった場所にオスもメスも集まり、そこでオスたちは互いに競い合うように「えりまき」を拡げ、求愛行動をとるそうです。

この見た目からはなんとも想像しがたいですね。

いつか夏羽を見てみたいので、国内の動物園などにいるようなら夏に見に行きたいなと思いました。

この日のエリマキシギ幼鳥はあちこちでマイペースに採食をしていました。

いっぱい食べて。

さて、5回にわたってお届けしたシギチ観察~〇〇~編でしたが、今日で最後となります。

環境の変化や、生息地の消失でシギチが激減していると言われますが、今残っている生息地・渡りの中継地などはせめて残して、これ以上この難しくも魅惑的な鳥たちが減らない事を祈るばかりです。

私のシギチ観察はまた来年(?)、いつまでも「何なに?分からない~!!」と言っていそうですが、またチャレンジしたいと思います。

色々と教えてくださった皆さま、読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

以上です。

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