先週は新潟県を、列島を寒波が襲いました。
積雪も、ぼちぼち降っては積もってゆくのではなく、どこもドカ雪、急に積もりましたね。大動脈と呼ばれる国道・高速は予防的に通行止めをして除雪されたおかげで、いつかのような「何時間かかっても職場に辿り着けない」交通マヒや立ち往生はなかったようですが、路面状況は悪くて大変でしたね。
皆さま、大丈夫でしたでしょうか?
見附市もそこそこ降りましたが、感覚的には「こんなもんか」という感じで、ちょうどいい冬といったところです。
ただ、毎度のことながら、猛吹雪の夜に外を見て、こんな時、鳥たちはどこで過ごしているんだろう、と胸が締め付けられる思いでした。
///
急に降った大雪に、行き場をなくした鳥たちが右往左往している様子をよく見かけました。昨日は通勤時、道路脇の川端の雪の上にタシギが1羽ぽつねんとしているのを見かける。普通の県道、長岡見附三条線。こんなとこにタシギ??
タシギ「どこ行けばええんかの…?」
鳥が途方に暮れる雰囲気を出している。いい居場所が見つかりますように。
そんなこともあって、今日は、雪の様子を見に、近所を徒歩で散歩してきました。
我が家の庭は今、こんな感じ。
地面はもうどこも出ていないので、鳥目線で、使えそうな場所を探してみる。
こんな側溝はどうかな?
竹林は密だから、林床の雪もまだ少なそう。
雪の上に落ちたこんなのも、食べられる?
ヒヨドリやメジロが好きなサザンカは花が咲くまでまだ、もうちょっとかかりそう。
電線には、スズメ・モズ。
スズメは個人宅の庭木で休んだり、少し膨らんだ木の芽をついばんだりしていました。
道路は除雪できれいになりましたが、道路脇には雪山が残り、用水路も雪で埋もれている。庭や農地はもちろん50センチくらいの積雪。
歩いていたら、急に出てきたキジのメスと目が合って、お互いびっくりしました。
\わっ、いたの?!/
わずかに水が流れているところや、建物や木の陰で少し地面が出ているところを求めて彷徨っているようでした。小鳥たちは飛んでどこかへ行けるけど、キジはそんなに長距離移動しなさそうですし、ここで頑張っているのかな?
このキジ子ちゃんはこのあと、写真の杭のお宅の庭に侵入していきました。
雪が解けるまで、ファイト!
急に降ったドカ雪は、人の暮らしにも、鳥の暮らしにも、それなりの影響を与えて降りやむ。いろんな自然現象があるからこそ面白いと思いつつ、気持ち的には毎回「ふ~やれやれ」といった感じですね。雪国暮らしの宿命です。
以上です。