お疲れ様です。
今日も朝から晴天!本当に春のような2月。
昨日は朝9:30に五十嵐川遊水地に行ったらコハクチョウは0羽でしたので、今日は朝8:00に行ってみました(出勤前)。
湖面には少ないですがコハクチョウの姿がありました。その数391羽。減りましたが、まだ姿が見られてホッ。
\のんびりしてます/
起きて飛び立ってゆく群れもいましたが、まだ休んでいる方が多かったです。
人と池の距離が近いので、普段だったらコハクチョウも少し距離を取るのですが、今日の群れは割と道路わき近くに固まっていました。
なんていうか、コハクチョウのこの「私たち、これから北に帰るんです、そのために今休んでいるんです。田んぼでご飯を食べました。さようなら。」みたいな声が聞こえてくるところが、すごく、すっごく、切ないのです。
小鳥たちは、これから帰るんだよ、というそぶりも見せずにカツカツ行動して、いつの間にかいなくなっていますが、コハクチョウは明らかに「これから帰ります」オーラが全開なので、それに毎年やられてしまう私です。
\ねてる/
\眠すぎて目が開かない・・/
でも、思ったんです。
数の少ない鳥だったら、こんなに観察することも出来ずに、一期一会で終わってしまうけれど、コハクチョウのように個体数の多い鳥だからこそ、渡りの初めとピークと終わりが分かって(感じられて)、だからこそ、鳥の季節性の移動の醍醐味が実感できるんだなぁ、と。
なので、やっぱり(寂しいですが、)季節の変化と春の到来を教えてくれる鳥たちには感謝しかないですし、自然の雄大さと人知を超えた力を目の当たりにして私はまた背筋を伸ばすのです。
夕方、仕事帰りに、編隊を組んで北へ向かう20羽ほどの群れを見かけたので、車を停めて見送りました。
陽はもう沈みかけている。どこか付近に降りるのか、このまま北へ向かうのか。
分からないけれど身一つで遥かシベリアまで向かうその姿に、私はまたうっかり涙するのでした。鳥は強くてたくましくて美しい。
以上です。